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『ドレスデン国立美術館展』のもう一つのお目当ては、3枚のフリードリヒだった。「雪中の石塚」「エルベ... 『ドレスデン国立美術館展』のもう一つのお目当ては、3枚のフリードリヒだった。「雪中の石塚」「エルベ渓谷の眺め」(ともに1807年)という冬と夏の木々を描いた作品と、「月を眺める二人の男」(1819年)[写真]というフリードリヒお得意の、風景を眺める後ろ向きの人物、を描いた最も早い時期に属する作品、計3枚。 たった3枚というなかれ。3枚とも彼の最も重要な作品であるだけでなく、そもそもフリードリヒは日本ではめったに見ることができないのだから。ましてや、おそらくは生涯ドレスデンを訪れることもない我が身にとっては、これはその本物を見ることができる貴重な経験だった。 まあ、欲を言えば同じくドレスデンにある「テッチェン祭壇画」が来ていればもっとよかったのに、とは思うが、言い出したら切りがない。 ついでに言えば、4月ー6月に開かれた『ベルリンの至宝展』(東京国立博物館)にもフリードリヒ代表作ともいうべき
2008/12/20 リンク