横ばいの2014年卒大卒求人倍率景気浮揚感は新卒採用に影響せず

横ばいの2014年卒大卒求人倍率景気浮揚感は新卒採用に影響せず

（とだ　あきひと）2008年慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了後、リクルート入社。同年4月より...概要を表示 （とだ　あきひと）2008年慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了後、リクルート入社。同年4月より現職。大卒求人倍率調査、雇用の現状などを担当。専門は労働経済学。 労働市場最前線Ⅱ 2011年1月からスタートし2012年7月まで続いた『ワークス研究所の労働市場「最前線」』の第2弾。新卒就職、非正規社員、シニア世代の再就業、労働法制……、日本労働市場には多くの課題があり、それは業種や規模の大小を問わず、すべての企業に関係する事だ。本連載ではリクルートワークス研究所の研究員のみならず、リクルートグループ内で「労働」に深く関わる識者からの、最新の労働市場分析や提言をお届けする。 バックナンバー一覧 2014年卒の就職動向は、内定を獲得する学生も出てきているように、すでに進んでいる。以下では、就職戦線が始まる当初時点での需給バランスを調査した大卒求人倍率調査の結果を見ていきたい。 大卒求人倍率