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「君も出世ができる」(須川栄三監督、1964年東宝、同年5月30日公開)という映画がある。日本では数少な... 「君も出世ができる」(須川栄三監督、1964年東宝、同年5月30日公開)という映画がある。日本では数少ない本格的ミュージカル映画だ。 歌詞を先般天寿を全うした詩人の谷川俊太郎が手がけ、音楽は黛敏郎。谷川・黛のゴールデンコンビによる音楽を歌い踊るのはフランキー堺に高島忠夫、雪村いづみに浜美枝に中尾ミエという豪華メンバー。それら主演陣を、益田喜頓、有島一郎、ジェリー伊藤、藤村有弘といった一癖も二癖もある個性派俳優が支える。日本映画最盛期の良さがいっぱいに詰まった一本だ。 10月に東京オリンピックを控えた東京。海外からの観光客でひともうけだと浮き立つ旅行会社で、出世第一のモーレツ社員の山川(フランキー堺)と、いつかタクラマカン砂漠に行ってみたい夢想屋の中井(高島忠夫)は働いている。そこに片岡社長(益田喜頓)の娘、片岡陽子(雪村いづみ)がアメリカ滞在を終えて帰ってくる。会社の経営をなんでもかんでも