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―長いので要約― (1)「表現の自由」を維持するためには、社会を構成する一人ひとりが不快な表現に耐え... ―長いので要約― (1)「表現の自由」を維持するためには、社会を構成する一人ひとりが不快な表現に耐えることが必要だが、生存を脅かすような表現を向けられている人たちにまでそれを要求することはできない。 (2)ネット上での「多数派」の形成は歪さが大きいために、ヘイトスピーチ*1が多数のユーザーに支持されているという錯覚を生じさせうる。自己を多数派だと誤認した人たちはネット上でさらにヘイトスピーチを繰り返し、少数派だと誤認した人たちはそれを批判しにくくなっていく。 (3)結果、ヘイトスピーチの日常化が生じ、以前はそれを支持していなかったような人たちにまでヘイトスピーチの正当性が承認されるようになっていく危険性が生じる。 ―本文― 以前、「表現の自由」をテーマに論文を書いたことがある。 そこでの問題意識は、マスメディアが中心となってネットがそれに加担し、少数者の声を抑えこむ流れがどのようにして生じ
2013/05/30 リンク