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私がこの業界に入った頃、そもそも地図は「紙」で、東京に本社があるいくつかの有力地図出版社が出版市... 私がこの業界に入った頃、そもそも地図は「紙」で、東京に本社があるいくつかの有力地図出版社が出版市場でしのぎを削っていた。東京の各社の中で商品力は「ミリオン」で知られる東京地図出版が一歩リードしていたものの、その差はそれほど大きく無く、営業力で数歩リードする昭文社が成長していった。 あ、またノスタルジックな話題になりそうだが、今日のテーマは昔話ではなかった...(またいずれ) ここ2年弱でいわゆる地図会社がどんどん集約されてきているということが話題。 紙地図からデジタルの時代に移り変わったのが90年代後半。最初の波で、昔話の東京の地図出版社は軒並みその流れに取り残され、住宅地図の盟主でカーナビに進出した北九州のゼンリン、 カーナビの先駆者であるパイオニアの子会社のインクリメントP、同じくカーナビに進出した住友電工システムズ、そして電子地図ソフトで台頭した名古屋のアルプスの4社がプレーヤーとな
2008/06/01 リンク