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堀川惠子、『永山則夫 封印された鑑定記録』、岩波書店 昨年10月に放送された ETV 特集「永山則夫 1... 堀川惠子、『永山則夫 封印された鑑定記録』、岩波書店 昨年10月に放送された ETV 特集「永山則夫 100時間の告白〜封印された精神鑑定の真実〜」の書籍版。今年の春に出版されていたのだが、ようやく読めた。 当然ながら番組には盛り込めなかった事柄が書き込まれており、番組をご覧になった方にもおすすめ。たとえば、永山の母が幼少時に樺太で親に“捨てられ”たことについては番組でも事件の重要な背景として紹介されていたが、本書によれば彼女は尼港事件の生存者の一人らしい、という*1。彼女は1919年頃にニコラエフスクに渡り、そこで二冬を過ごした後、日本軍の憲兵隊に助けられ、実母のところへ送られたという。石川医師に対してはこの2年間のことは一言も話していなかった。 本書を読んでいる途中で番組を見直したくなって録画したディスクを引っ張りだしたのだが、永山の肉声が流れるというテレビのアドバンテージを差し引いて
2013/11/29 リンク