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前のエントリーでは米国における格差の拡大について幾つかのデータを基に考察を行った。 データからは経... 前のエントリーでは米国における格差の拡大について幾つかのデータを基に考察を行った。 データからは経済成長が格差拡大を伴った様子が見てとれたが、これは不可避的な部分も強いし、そもそもアメリカの再分配機能の問題であり、経済成長自体の問題とは言えない。 格差が拡大するくらいなら全く経済成長しないほうが良かった、という話に賛成する人は少ないだろう。 しかしながら、もう少しデータを探ってみると、2001年以降の経済成長については単なる「経済成長に伴う格差の拡大」以上の悪影響を実体経済に与えた様子がうかがえるのではないかと筆者は考えている。 以下は主にグリーンスパン議長時代のFederal Fund Rateの推移であるが、FRB議長として経験した経済危機に金融政策で対応したことがわかる。 任期前半の危機としては、就任して2ヵ月後の1987年10月に起こった「ブラックマンデー」と1990年8月の「イラ
2011/10/31 リンク