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◆宮本正司さん(71)=当時5歳、旧八幡村(現佐伯区)在住 ◇母「洗うても汚れ取れん」 豪雨浴び、だ... ◆宮本正司さん(71)=当時5歳、旧八幡村(現佐伯区)在住 ◇母「洗うても汚れ取れん」 豪雨浴び、だるさ、血便、脱毛 昨年8月、肺にがんが見つかり、抗がん剤治療を始めた。起き上がれないほどの体のだるさに、「あの時」を思い出した。66年前、原爆の爆心地から西約9キロの旧八幡村(現佐伯区)で黒い雨を浴びた。5歳だった。 米軍が原爆を投下した午前8時15分、自宅近くの診療所にいた。ピカッと光り、「熱い」と思った。爆風で窓ガラスが割れた。午前9時ごろ帰宅すると、爆風で吹き飛んだ障子を姉2人が片付けていた。家の前の畑で、空から降ってきた燃えかすを拾って遊んでいた。紙幣や新聞、爆心に近い「本川国民学校」の名が書かれた半紙などが飛んで来た。 突然暗くなった。30メートルほど先の田んぼの上空から、豪雨が降り始めたように見えた。「竜が下りるとは、こういうことかと思った」。雨が降る様子を、ずぶ濡れになりながら