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サンパウロにとって11月14日は歴史的な1日となった。国の祝日を翌日に控えた午後6時ごろ、交通渋滞が309... サンパウロにとって11月14日は歴史的な1日となった。国の祝日を翌日に控えた午後6時ごろ、交通渋滞が309キロもの長さに到達したのだ。これはブラジルの商都であるこの街の過去最高記録であり、大雑把に言えば、ニューヨークからボストンまで車を数珠つなぎにした状態に相当する。 ブラジルの道路の混雑は、ここ10年間で自家用車が急増したことの証しだ。新興の中間層が所得を増やし、以前よりもローンを利用できるようになったことの現れなのだ。 しかし、快走を続けてきたブラジル自動車市場は今、「渋滞」に直面している。同じBRICsの仲間であるロシアやインド――いずれもかつての成長市場であり、世界の自動車産業にとって重要な利益の源泉――と同様な運命をたどっている格好だ。 ブラジル、ロシア、およびインドの自動車販売台数は今年、十数年ぶりに前年割れとなりそうだ。自動車産業にとって最も重要な成長のエネルギーが絶たれるこ
2013/12/17 リンク