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某出版社にて、翻訳書編集、法務をへて翻訳権輸出に関わる冨田健太郎が、毎月気になる海外の出版事情を... 某出版社にて、翻訳書編集、法務をへて翻訳権輸出に関わる冨田健太郎が、毎月気になる海外の出版事情を紹介する「斜めから見た海外出版トピックス」。今回は街の図書館員たちがそのネットワークを通じて稀覯本泥棒を追いつめたという一件を紹介します。 第40回 図書館の探偵たち ジョン・グリシャムの新刊『「グレート・ギャツビー」を追え』が、まさかの村上春樹訳で出版されたのには驚きましたが、とても楽しい小説でした。 じつは、本コラムの第1回で取りあげたのが、グリシャムがまさにこの新刊にあわせてツアーに出る、という話でした。 作中で、作家たちが書店まわりをする様子が描かれていましたから、そんな小説を書いた以上、グリシャムもひさしぶりにツアーをしようということになったのかもしれません。 この小説のミステリー的な主眼は稀覯書の闇取引でしたが、最近、興味を引かれるニュースがありました。 出版ビジネスとはちょっと離れ
2020/12/24 リンク