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円安が進んでいるにもかかわらず、住友化学がエチレンの国内生産を休止する。長引いた円高下で設備の更... 円安が進んでいるにもかかわらず、住友化学がエチレンの国内生産を休止する。長引いた円高下で設備の更新や人材育成が遅れ、競争力が予想以上に低下した。円高の傷痕は深く、日本のモノ作り復活へ、「アベノミクス」の課題は多い。 「一抹の寂しさはあるが、千葉工場のエチレン設備は操業が1970年と非常に古い」。住友化学の十倉雅和社長は2月12日に開いた中期経営計画の説明会などで、老朽化により競争力を失ったことが休止の理由だと述べた。 住友化学にとって国内唯一の自社エチレン設備を、定期修理の時期を迎える2015年までに休止する。今後は丸善石油化学との共同出資会社「京葉エチレン」からの調達を増やし、化学品生産のサプライチェーンは維持する。 エチレンはポリエチレンや塩化ビニール、ポリエステルなど幅広い化学品のもととなる重要な基礎原料だ。化学大手の国内生産能力は合計で年720万トンほど。これに対し、内需は年500
2013/02/26 リンク