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今回のアルジェリア人質事件の背後にあるマリの紛争は、国際社会に責任がある。マリ政府を支援すべき時... 今回のアルジェリア人質事件の背後にあるマリの紛争は、国際社会に責任がある。マリ政府を支援すべき時に、米仏とアフリカ連合はそれぞれの事情で動かなかった。今こそ世界の適切な介入が必要だと、英オックスフォード大学の教授が強く訴える。 アフリカのマリで続く悲劇的な紛争には、不運な面がある。引き金となったのは、非常に特殊な地政学的状況だった。そこに偶然のタイミングが重なり、適切な対応が取れなかったのだ。その影響が今、アルジェリアなど周辺地域に見て取れる。 世界が介入を嫌った結果だ マリは、リビアの内戦が最高潮に達した2011年10月*1まで、決して脆弱な国ではなかった。同年6月に国際通貨基金(IMF)が世界の脆弱な国48カ国のリストを発表したが、マリはそのリストに載っていなかった。低所得国の基準からすれば、しっかりとした国だったのだ。 もちろん、マリ国内では諸民族が平等に統治されてないという問題や、
2013/01/29 リンク