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「匠(たくみ)の技」という言葉でどんな農家を思い浮かべるだろう。顔には深いしわが刻まれ、眼光する... 「匠(たくみ)の技」という言葉でどんな農家を思い浮かべるだろう。顔には深いしわが刻まれ、眼光するどく作物を凝視し、神妙な顔つきで「私には稲の声が聞こえるんです」などと語ったりする――。ところが実際はこうした近寄りがたいイメージとは違い、始めてから数年でトップランナーの列に加わる生産者がたくさんいる。なぜ駆けだしの“素人”が、経験豊富なプロに勝てるのか。 具体的な例で見ていこう。岐阜県上宝町の農業法人「まんま農場」を経営する小林達樹が、本格的に稲作を始めたのが2004年。3年後には、山形県で毎年開かれる「あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」でトップに輝いた。初挑戦で優勝という快挙だ。その後も様々なコンテストで入賞した。 つくるより売るのに苦労 一気にそこまで駆け上がるため、どれだけ努力したのか。苦労話が聞きたくてくり返し質問しても、「う~ん」と考えこむばかり。むしろ口をついて出るのは「つ
2013/12/06 リンク