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今年も既に折り返し地点を過ぎ、市場も後半戦に入った。年初来、アルゼンチン・ペソの急落に始まってウ... 今年も既に折り返し地点を過ぎ、市場も後半戦に入った。年初来、アルゼンチン・ペソの急落に始まってウクライナ危機はロシアのクリミア編入という事件に発展、数週間前には突如としてイラクの北部や西部がISIS(イラクとシリアのイスラム国)という聞きなれない組織によって制圧され、首都バクダッドにまで迫る事態にまで拡大している。 従来であれば、イラク情勢の悪化と聞けば「原油価格上昇」を思い浮かべ、株価にも多少影響しそうなものだが、今日の市場は平和そのものである。確かに、イラクの原油輸出に影響が出た訳ではなく、同国南部に集中している主要な生産・精製拠点は容易に武装勢力の手が届く地域でもない。 シーア派偏重主義でスンニ派の過激勢力の増長を加速したマリキ首相への批判も強まっており、内外圧力に拠る「マリキ落とし」によって、安定政権を築こうとする動きも出ている。同首相による空爆要請を拒絶した米国が、そこに一枚加わ
2014/07/01 リンク