ただ小泉の血のめんどくさいところは『この混迷の時代に、もしかしたらこの人がとんでもないことをやらかしてくれるかもしれない』と勘違いさせてしまうところにあるのよな。
小泉の血をアホアホ言えるだけマシで、もし、これで、下手に頭脳があったらワシらは淘汰されとる。
軽い神輿ですらワシらの買い物に余分な出費を生んで、それに対してアレをアホ扱いしてる奴らですら『でもまぁ…必要な出費なんじゃない?』って思わせてるのだから小泉の血はヤバいんだよ。
カリスマの怖さだよ。
まぁ時代が味方してるところはある。というか、時代が緩和して、右翼的な空気感も纏っているからそりゃちゃんと根強い奴は根強い。
正直言えば、一回は身体的な理由で辞退とかあるんじゃないとかは思ってる。初の試みってそういうもんでないの?とも思う。
もしこれで実力で何年も首相ができるようであれば、それは左翼的にも追い風ではあろうさ。だって女性だって実力が伴えば何年もトップに立てるし、そういう社会になってきたってことだろ?
ぶっちゃけ静かなる大衆達は『もういいよ、有能な女性がいるんだろ?じゃあやれよ。』だから活躍してくれるならそれでいい。
でもそういう物の言い方をしてるから内心ではコケた時に容赦をする気がない。その容赦ない行動が後々悪い結果になろうと、大衆は関与しない。大衆の内に秘めた粗雑な残虐さが何人ものエラい人を暗殺だの処刑だの私刑だのに導いているのは歴史が証明しているが大衆は秒単位で代も発言者も変わるのだ。
首相とか新総裁とか、偉そうな立場の人間というのはそういう残虐さの鋭利な先端部分をずっと突きつけられ続けている。
だからすげ替え可能な奴とか、ダメージを食らってる感がないやつとか、アホが神輿である方がいい。その分、止まらずに済むし。
新総裁はどうだ?勝てるか?
具体的に言えば、暗殺やら爆殺を現場単位で回避できるか?しょうもない発言にカチカチしねえか?
未だに「私はあなたとは違うので」とか「こんな人たちに負けるわけにはいかない」とかの発言が掘り出される訳で。
神輿を担ぐ奴らからすればそこで変な汚れが生まれてほしくはなかったはずではある。
これからどうなるのか。
多分まぁ少なくとも期待外れの烙印は押されるだろう。
それでも上手いこと進める他ない。