2024-12-08

片山まさゆき作品感想(オバカミーコ)

打姫オバカミーコ、猟子が2索をツモって優勝する所

※猟子があがれるのは2索だけなのだが、4枚中3枚がドラとして出てきてしまい、

あと1枚しか無ぇのかよ!?!と絶望の淵に立たされながら

ただお祈りするしかない状況で最後のツモを迎えると

そこには2索がいた…というシーン

→2索とそれを持ってる猟子の指だけの大ゴマ(1頁全面)の衝撃がすごい。

背景は白だし引いたのは2索だしで絵面としては相当シンプル

なんでこんなコマ感情を揺すられてるんだと考えると

そのコマに至るまでの助走(盛り上げ)がすごいことに気づいた。

フィクションから

どんな奇跡的な出来事もつくりあげられた展開に過ぎず

追い詰められて追い詰められてもうこれは本当に無理だろという状況に陥って、しか最後に逆転というのも

言ってしまえばそういうふうに書かれた話だからというだけのことに過ぎない、

しかしそういった嘘臭さや、都合のよさを感じさせない

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