A.大半の教師に難関大学の受験経験がないから。
女子校の教員ってやたら卒業生が多いんだよね。
教員になってそこそこのポジションにいる人は、だいたい生徒から見て2、30年前の人にあたる。となると、今でこそ「難関女子校」と言われているところでも当時は大したことなかったり、いわゆる難関大学に行こうとする女子がそもそもほぼいない時代の人だったりする。
そういう経歴の教員は、難関大学は遠い存在だと無意識に思っている。
そやつらによる進路指導で牙を抜かれた生徒が、自分東大行けるッスわ!などと突然変異のように思いつくわけもなく……志望者の数が増えないので当然合格者も出ない。
このことは進路指導だけじゃなく実際の試験対策にも響くし、合格者がちまちまとしか増えないのでノウハウも残らない。
とまあ、こんなような悪循環が難関女子校の進路実績の一因にあるのだが、あんまり言及されているのを見ないので書いてみた。
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