fc2ブログ

とてもいいお天気になった土曜日に、友人と一緒に、Hörnle(ヘルンレ)という初心者コースの山まで歩いてきました。私はこの山へは初めて、友人は2回目の歩きでした。


歩いた日 2019年10月26日


翌日から冬時間が始まる日。自宅を出た6時半頃はまだ真っ暗で月も出てましたが、出発駅に到着時は少し明るくなってました。
0_20191029212949767.jpg



ムルナウ駅に到着後は通常は通常はオーバーアマガウ行きの列車に乗り換えですが、この時は列車が走ってなくて代替バスに乗り換えです。
1_201910292130147e1.jpg


ウンターアマガウに到着。ここからスタートです。  Unterammergau、約835m
2_201910292130164af.jpg


駅を背後に村の中を進みます。
a3_20191029233126c5b.jpg


この日歩く山の全体が既に見えてます。
4_20191029213019774.jpg


山の上での放牧は終わってますが、麓ではまだたくさん放牧中。
5_20191029213020e1a.jpg


子牛、かわいらしいです。
6_20191029213024e06.jpg


教会の横を通って行きます。
7_2019102921302470e.jpg


とても低い山に見えるし(標高差は約700m)、初心者コースの山なので楽勝かと思ってました。
8_2019102921302533a.jpg


牛はもういませんが、放牧区域内に入ります。
9_201910292130264d3.jpg


ここからがなかなかハードでして、
10_2019102921302932c.jpg


傾斜がきつくて汗はダラダラ出るしで、この段階から既にもうバテ始めてました(汗)。
11_20191029213030af8.jpg


振り返って。左の集落がスタートしたウンターアマガウ村。
12_201910292130312d7.jpg


あまりにもハードな登りにすっかり疲れてしまい、約450m程登ったこの時点でゆっくりと休憩をとることにしました。
13_20191029213032fe8.jpg
約20分ほどここで休憩しましたが、休憩後、歩き始めるために立ち上がったら周辺には他にも休憩してる人がたくさんいて、皆さん同じように疲れてらっしゃったようでした。


がんばってまた歩き始めます。
14_20191029213034686.jpg
今年はあまりハードな歩きはしてないから体力があまりついてないなあと実感しながら歩きます。


この急激な傾斜はいつまで続くかと思ってたら、
15_201910292130360f6.jpg


休憩地点から約150m程上ったところから平坦な道に入り一安心。
16_20191029213039b63.jpg


アルム小屋が見えてきて、右奥には山頂も見え始めました。
17_20191029213039876.jpg

秋のこの時期はお天気のいい週末だけ営業してるようで、この日も営業してました。
18_20191029213040e00.jpg
Hörnlealm(1431m)


右奥に見えてる山頂へと進みますが、リフトで上ってきてる人も多く、ここから急に人が増え始めました。
19_20191029213042e30.jpg


これくらいの傾斜だと気持ちよく歩けます(^^;
20_20191029213043601.jpg


雲一つないお天気です。
21_20191029213103e17.jpg


週末だけ抜群のお天気になり、翌週からは寒くなる予報。歩かないわけにはいきませんね。
22_20191029213105958.jpg


山頂は目の前ですが、人がいっぱいですね~。
23_2019102921310688b.jpg


到着です。休憩時間を除くと約2時間20分で到着。Hinteres Hörnle(1548m)
24_20191029213108eee.jpg


三角点。
25_201910292131094ec.jpg


列車から代替バスに乗り換えた駅は前方に見えてる湖の右端の方にあります。
26_20191029213111a84.jpg
Staffelsee(シュタッフェル湖)


スタートした村は木々に隠れて見えなくなってました。
27_20191029213112c01.jpg


全部で三つの山頂を歩いてその先の山小屋へと進む予定ですが、二つ目の山頂は向かって左側、三つ目の山頂は向かって右側に見えてます。
28_2019102921311475b.jpg
山の名前、”Hörnle”ですが、正確にいうと最初の山は”Hinteres Hörnle(後ろのHörnle)”、二つ目の山頂は”Mittleres Hörnle(真ん中のHörnle)”、最後の山頂は”Vorderes Hörnle(前方のHörnle)”…という名前になってます。


陽当たりのいい斜面にはまだまだお花も咲いてました。
ヨーロッパリンドウ  Frühlings-Enzian (Gentiana verna)  リンドウ科
29_2019102921311510f.jpg


リンドウの一種  Rauer Kranzenzian (Gentianella aspera) リンドウ科
30_201910292131187f4.jpg


ゴールデン・シンクフォイル  Gold-Fingerkraut (Potentilla aurea)  バラ科
31_20191029213119537.jpg


二つ目の山頂十字架が見えてきて…、
32_201910292131203b0.jpg


最後は平坦な道になって、
33_20191029213121872.jpg


到着です。 Mittleres Hörnle(1496m)
34_20191029213123167.jpg


すぐに三つ目の山頂へと移動開始。左奥が最初の山頂で、右が今いる二つ目の山頂。
35_2019102921312436a.jpg


三つ目の山頂もすぐ近くに見えてます。
36_20191029213126b52.jpg


空の青さがまぶしい~。
37_2019102921312732a.jpg


三つ目の山頂に到着です。 Vorderes Hörnle(1484m)
38_201910292131290a7.jpg
リフトからはこの山頂が一番近いですが、


やはり標高がもっとあって眺めも良い最初の山頂(左奥)が一番賑わってました。
39_20191029213130707.jpg


スタートした村、ウンターアマガウもここからならきれいに見えてました。
40_20191029213132f95.jpg


前方に見えてる山小屋へと下山ですが、既に大混雑してるのが見えてました。
41_201910292131451b4.jpg


お天気のいい土曜日。外の席は左奥にも続いててたくさんありましたがほぼ満席状態。
42_20191029213146b2d.jpg
Hörnlehütte(1390m)  宿泊、食事休憩ができます。


中で食事休憩しようと思ったけど、窓が閉まってて空気がむっとしてたので、外の席をなんとか二席確保しました。
43_20191029213148047.jpg


ここで飲み物と食べ物を注文。テーブル番号を言って、食べ物は持ってきてもらいます。
44_20191029213150c03.jpg


地元産のビール。食事も地元の食材が使われてます。
45_20191029213151b52.jpg


私はケーゼシュペッツレ(卵の入ったパスタにチーズを絡めたもの)を注文しました。
46_201910292131520cd.jpg


下山方向の眺めですが、山小屋のすぐ横にリフトの山頂駅があります。
47_201910292131546f5.jpg


下山開始。小さい子供たちもたくさん歩いてました。
48_20191029213155c9c.jpg


途中で道が分かれてたので、本にあったとおり右手へと曲がると、ここもまた傾斜がきつくてびっくり。
49_20191029213157c81.jpg


やっと緩い道へと出てきました。
50_20191029213158153.jpg


長閑ですね~。
51_20191029213200ce3.jpg


…と思ってたら、家畜の糞尿を撒いたばかりの大きなトラクターが後ろからやってきて、この狭い道の上で緊張しながら避けることに(笑)。
52_2019102921320206e.jpg


駅のある村まで戻ってきました。帰りも代替バスに乗って移動です。
53_2019102921320380e.jpg
バスは列車の時刻表どおりにやってきて、次の列車への乗り継ぎもスムーズにできました。


この日歩いた距離は約12.6㎞、累積標高は上りで約800mでした。
初心者コースだから楽に歩けると思ってたのに傾斜がきつくて最初からなかなかハードな歩きになったので、初心者コースの山でもあなどれないなと思った歩きとなった一日でした。
山頂までは別の道もあるようなので、違うコースで今度は歩いてみたいです。

Zwiesel(1348m)

Lamsenjochhütte(1953m)

comment iconコメント ( 4 )

いろんな山で多くの人が集まる山小屋などが存在してますよね。前にも言いましたが、日本では(多分)このような雰囲気を味わえません。多くの人が集まらないと商売も続かないですけどね。雰囲気は最高だなぁ・・・
緩やかに見えても登っていればキツイものですよね。何度も歩いていると苦にならなくなりますけど。私が年中通う仁頃山は距離も短いですけど、私の中ではお散歩感覚になってきました。

名前: 野付ウシ [Edit] 2019-10-31 17:53

コメントありがとうございます♪

★野付ウシさん
こちらは山頂を目指す歩きではなく、山小屋やアルム小屋まで歩いて食事休憩をする…みたいな歩きがとても人気なので、それでこれだけ賑わうのかも、です。
とても気軽に山歩きができるようになってる、これが大きいと思います。
今回の山より傾斜がきつく標高差ももっとあるところを過去に何度も歩いてるのに、今年は歩きやすい山ばかり歩いてるので今回のこれはなかなかハードでした(^^;

名前: アルペン猫 [Edit] 2019-11-01 02:15

アルペン猫さん、こんにちは。

そちらの三角点も十字に切ってあるんですね。
今年の日本は、紅葉も遅くて、暖冬になるのかな。

こちらは低山は引き続き登れそうです。

もう今年も終わりですね。そちらはもう雪山なのかな。
僕は引き続き低山ハイクを続けていきます^^

名前: やまびこ [Edit] 2019-11-24 18:20

コメントありがとうございます♪

★やまびこさん
こんにちは!

三角点、上からだけなら日本のと違いはなさそうですよ~。

こちらは11月始めにかなり積もってもう私は歩けないと思ってたら、低山では融けたので、今日、久々にトレーニングがてら歩いてきました!
低山でも十分運動になっていいですよね^^
そちらは雪はまだまだっぽいですね。
歩きやすい季節だし、まだまだたくさん楽しんでくださいね^^

名前: アルペン猫 [Edit] 2019-11-25 05:41

コメントの投稿






trackback iconトラックバック ( 0 )

Trackback URL:

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)