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病気でしたがな

周囲では「なんか、おかしい」と思われていたようである。
でも、自分では気が付かないでいた。

しかし、7月の終わりに銀座の松屋デパート近辺で転倒した。
なんと、ズボンが破けてしまうぐらいだから、そうとうな転倒であった。

掛け寄って助けてくれたのは5人ぐらいで、すべて外国人旅行者であった。
多くは重そうなボストンバックを抱えて、駆け寄ってくれた。

かなり痛かったが・・・銀座一丁目あたりの会場でセミナーの講師をやる予定であったので、なんとか歩いて、その任を果たした。

これ、実は一瞬、気を失っていたのですね。
なにかに躓いたのかと思っていたのです。
そうではなかった。

その後、会議中にも、意識が飛んぶコトが多くなり、議事録が書けなくなった。
そして、暑い夏が過ぎて、9月に第二の転倒。

この段階に至って「おかじー」と思い町内の主治医を尋ねるが。

なんと、先生も町内で躓いて転倒して休診。
そこで大学病院に。
検査の結果「これは入院ですね」となりました。
長らく更新が止まっていたのは・・・病気でした。

ようやく、意識も戻ってきたようですので「まだ生きてます」連絡を・・・
気分はブルックナーの9番です。




しかし、ブルックナーの旦那は死ぬ前に9番を完成したいと頑張っていながら、
死ぬ前に直しておきたいと1番などの前作の交響曲の修正に夢中になり、
ついに9番は未完成に終わってしまいしたとさ。
だから3楽章までしかないのです。

これだけは避けたいですね。


プロフィール

友遊

Author:友遊
団塊世代の中小零細企業の代表。現場と市場視察が大好き。政財官の鉄のトライアングル、中央集権、日本的経営を支持する守旧派。既得権益死守。相互扶助を基盤とする協同組合支持。実業の世界とは金融経済に対する実体経済の世界を意味する。

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