スイートプリキュア♪39話『フギャー!音符がぜーんぶ消えちゃったニャ!』感想
急用が入り、妹共々リアルタイム視聴が危ぶまれていましたが、携帯のアンテナにアルミ箔を巻くと言う荒業で、何とか電車の乗車ギリギリまで視聴出来ました。
エレンとアコが音符集めをするシーンが『TVガイド』(だったと思う)に載っていたので、そのシーンは是非リアルタイム視聴したかったので、本当に良かったです。
普段は役立たずな携帯ワンセグが、この日は大活躍でした。
普段の行いは大して良くないのですが、この日は幸運が舞い込んで来た様です。
では、早速感想を――。
エレンとアコが音符集めをするシーンが『TVガイド』(だったと思う)に載っていたので、そのシーンは是非リアルタイム視聴したかったので、本当に良かったです。
普段は役立たずな携帯ワンセグが、この日は大活躍でした。
普段の行いは大して良くないのですが、この日は幸運が舞い込んで来た様です。
※体調を崩し、また感想がギリギリに…。申し訳ありません。いつもの様に、響の目覚ましミッションを開始する、フェアリートーン達。今回からは、ドドリーも参加する事に。
しかし、ハミィがフェアリートーンの中の音符を覗いてみると、集めた音符は空になっていた…。
『幸福のメロディ』を完成させる為に、音吉さんにパイプオルガンを演奏して貰う事にした、響達。
しかし、それは『諸刃の剣』だった――。
音符を巡る攻防戦。果たして、その結末は?
では、早速感想を――。
気持ち良い朝を、フェアリートーン達のお蔭で迎えられたハミィは上機嫌。
ピーちゃんに挨拶したり。お寝坊さんの響にも、優しい気配りが出来る程、心に余裕がありました。
しかし、何気無くフェアリートーンの中の音符を覗いてみると…。
「ニャプ~?ハニャ~?ニャ~?ハニャ?ニャ?ニャニャ??――フギャア~!!!」
「響!響!!響!!!響!!!!響!!!!!」
さっき迄の余裕は何処へやら。寝ている響の頬を連続で殴打し、揺さぶり起こそうとします。
――もし寝ているのが奏だったら、ハミィの肉球に叩かれて、喜んでいたかも知れません。
「ううん…何、ハミィ~?」
寝惚け眼の響は事態が呑み込めませんが、ハミィの只ならぬ雰囲気に、目を覚まします。そして…。
「ええっ~!!音符が…はっ!無いぃ~!何で~!?」
穏やかな休日は唐突に幕を下ろし、早速ラッキースプーンで作戦会議に。
沢山のカップケーキが用意され、事態の収拾の為の方策が議論されています。
「寝ている間に、トリオに取られた?」と響に訊く、エレン。「流石にそれは…。」と、響。
でも、長い付き合いの奏は、「響は、一度寝たら朝までグッスリ。」と、バッサリ。
自分達の所為だと落ち込むフェアリートーン達を慰めるアコ。
一向に纏まらない会議の行方に、ハミィの食欲も減退気味。(※本人申告。)
「それだけ食べれば、充分でしょ?」とツッコむエレンに、「いつもは、もっと食べられるニャ~!」と、不調をアピールするハミィ。
「絶体絶命ニャ~!」場のカップケーキを殆ど食べて、目を回して、倒れるハミィ。
普通の猫ならば、糖尿性疾患の疑いが持たれそうな倒れ方なので少し驚きましたが、ハミィは妖精なので大丈夫なのでしょう。でも、このままだと、肥満猫コースまっしぐらなので、そろそろダイエットする必要もあると思います。
「諦めたら、負け決定だよ!」
少し懐かしい台詞で、挫けそうになる仲間を励ます、響。
そして、「もう一度皆で頑張って、音符集めをしよう!」と提言。
此処で響が引き合いに出したのは、サッカーの助っ人での体験談。
前半で3点リードされていたけど、諦めなかったから逆転勝利したとの事。
――何処の『イナズマイレブン』の話でしょうか?
響は、必殺シュートでも打ったのでしょうか?
響の言葉で元気を取り戻した一同は、音符が無くなった事を音吉さんに報告します。
音吉さんとクレッシェンドトーンは、「ノイズの仕業かも」と推測。
音吉さんの言葉を受け、「先に『幸福のメロディ』を集めれば良い!」と提案する響。
そして、効率良く音符を集める為に、音吉さんにパイプオルガンの演奏を依頼する奏。
響達の提案に、「それは諸刃の剣じゃぞ…。」と警告する音吉さん。
「諸刃の剣?」「危険と隣り合わせって事よ。」ことわざ辞典を手に、エレンが解説。
確かに、パイプオルガンを弾けば、音符は大量に見付かる。
でもそれは、敵に利する可能性も孕んでいる――。
ハイリスク・ハイリターンの作戦ですが、今の響達にとっては、この作戦に賭けるしかありません。
「おじいちゃん、お願い!」「「「お願いします!」」」
孫達の熱意に絆され、パイプオルガンを弾く決意をした音吉さん。
パイプオルガンの音色が、辺り一面に広がります――。
加音町中に隠れていた音符達を目の当たりにして、驚嘆の声を漏らすエレンとアコ。
響と奏も、ハミィに頼んで音符を見える様にして貰い、音符集めを開始します。
一方、音符を大量に集めていた筈のマイナーランド側も、実は『伝説の楽譜』の前半部分しか音符が集まっていない事が判明します。
イマイチやる気のないバスドラ達を率い、ファルセットも、音符集めに赴く事に。
それにしても、改めてバスドラとバリトンの姿を見ると、とんでもなく巨体です。
バリトンは3m・バスドラは5m程でしょうか?2人の食費が気になります。
※この時点で、音符がまだまだ集まっていない事が判明しました。
と言う事は、メフィスト様襲来直前までにハミィの『もうすぐ、幸福のメロディが完成するニャ~!』と言う台詞が、かなり適当だった事になります。
海辺で音符集めをする、トリオ・ザ・マイナー。しかし、バスドラ達のやる気が無い所為か、一向に捗りません。
其処に、『音吉さん効果』により、トリオが探していた場所にも、大量の音符が。
「前にもこんな事があった様な…。」過去の出来事を思い出したファルセットは、響達の音符を奪取すべく、以前メフィスト様に貰った乗り物に乗って、現場へ赴きます。
「あ~!もう、何処行くの!1人でずるいよ!」「お待ちなさい!」
乗り物に乗るファルセットを、走って追い掛けるバスドラ達。砂浜に赴いた時は、3人仲良く漕いでいたのでしょうか?
皆で楽しく音符集めに勤しむ、響達。アコも、フェアリートーンが持つ籠に次々と音符を入れます。
軽やかな動きで、舞う様に音符を集めるエレン。
アコも負けじとエレンの近くの音符に手を伸ばしますが、背が低くて届きません。
「高い所に居るのは、私に任せて!」
「ム~!」エレンの言葉にむくれっ面のアコ。そして――。
ジャキーン!
何処からともなく、変装していた時のミューズの厚底ブーツを履き、身長が伸びたアコ。
「高くても、大丈夫だから!」
「そのブーツ…黒ミューズの時の?」
エレンの呟きにより、変装ミューズの呼称が、公式に『黒ミューズ』となりました。
「ムムムム~!!」姉達に負けまいと、必死に音符を集めるアコ。
「アコってば、結構、負けず嫌いだよねっ!」妹の意外な一面を見て、笑う響。
アコが黒ミューズに変装していた時の状況が、さり気無く明かされました。
今度は是非、胸の大きさをどう誤魔化していたのかを、さり気無く明かして欲しいです。
※このシーンを駅の改札口近くで兄妹でワンセグ視聴していたのですが、人目を憚らずに、にやけてしまいました。
もしかしたら、周囲の人々には、不審者に映っていたかも知れません…。
短時間で、かなりの量の音符を回収した響達。でも、町にはまだまだ音符が舞っています。
そんな中、ピーちゃんの前に音符が。
「ピー!」ピーちゃんの鳴き声に怯えたのか、音符がアコの許へ。
「ピーちゃん、手伝ってくれるの?」「ありがとニャ。」「ピー!」
一見、微笑ましそうにみえる光景ですが、後に違う意味を持つ様になります。
サッカー場で試合中の子供達が蹴っているボールに、音符が。
早速エレンが音符を回収しようとしますが、「試合が終わるまで待とうよ。」と、響が止めます。
子供達の為に、音符集めを休止した響達。しかし、その想いは、トリオ・ザ・マイナーによって打ち砕かれます。
「その音符…渡して貰おうか。」「――絶対渡さない!!」
懸命に集めた音符を奪取しようと目論むファルセットの前に立ちはだかる響達。
「出でよ!ネガトーン!!」
子供達の頑張りを踏み躙り、サッカーボールをネガトーンに変えるファルセット。
彼の非道を許せない響達は、プリキュアに変身します。
勇敢に立ち向かうプリキュア達でしたが、当初は劣勢に追い遣られます。
メロディとビートは、バスドラに投げ飛ばされ、リズムとミューズは、攻撃を悉くバリトンに躱されます。
「スロー過ぎて、欠伸が出るよ!」
楽々とパンチを受け止め、連続攻撃を繰り出し、2人を蹴り飛ばすバリトン。
リズム達が蹴りを繰り出した際も、パンツが見えていた筈なのに、スルーしていました。
見た目は醜くなりましたが、その強さは本物です。
「プリキュア~!頑張るニャ~!」「人の応援をしている場合かな?」
プリキュアの応援に駆け付けたハミィ達から音符を奪う、ファルセット。
集めた音符を籠では無くフェアリートーンに預けていれば防げた事態ですが、後悔先に立たずです。
「お前達の負け決定だよ!」
勝ち誇るファルセットですが、プリキュア達は諦めていません。作戦会議を開き、再度戦いに臨みます。
勝利を目前にして油断したのか、簡単に止めを刺そうとするバスドラ達。しかし、それはプリキュア達の作戦でした。
逃げると見せ掛けて、橋の下にバスドラ達を誘き寄せ、2人を正面衝突させる事に成功するビートとミューズ。
ネガトーンの攻撃を躱し、上空に蹴り上げるリズム。そして、メロディのオーバヘッドキックがバスドラ達に炸裂。
その勢いで、3人の身体はゴールネットを揺らします。
『イナズマイレブン』の『ツインブースト』っぽい連携技を決めた、メロディとリズム。
来年の『プリキュアオールスターズ』は、プリキュア達によるサッカー対決にすればどうでしょうか?
『中の人繋がり』で、色々と面白いシーンが観られる気がします。
「今ニャ!」ハミィの合図で、ネガトーンに止めを刺すメロディ達。
そして、呆然とするファルセットから、ミューズが音符を奪取。
「ニャップニャプー!」野に放たれた音符達を捕まえるハミィ。
そして、全てのフェアリートーンに、大量の音符が収められます。
「まあ良い…!次に会う時まで、音符はお前達に預けておいてやる!」
「「「負け惜しみ~!」」「うるせぇ!行くぞっ!」
負け惜しみを言うファルセットですが、バスドラ達に図星を突かれ、去って行きます。
――きっとバスドラ達は、マイナーランドに戻った時に、ファルセットにお仕置きされているでしょう。
「やったぁ!大逆転ニャ!」「チームワークの勝利ね!」
「ただの勝利じゃないよ!大勝利だよ!!イエーイ!」
勝利の喜びをハイタッチで示す、メロディとリズム。
「「フフフ…ハイ!」」余った手を。ビート達に向ける2人・
「ほら!ミューズも!!」
ビートに水を向けられて、はにかんでハイタッチをするミューズ。
――4人の絆がまた、深まった瞬間でした。
「ファファ~!」「何それ?可愛い!」
特製の防災頭巾を披露する、フェアリートーン達。これで、音符は無くさないと自信満々です。
――此処に来て、フェアリートーンに装着する新製品が発表されました。発売日は何時でしょうか?
「何かあった時は…。――ジリリリン!!」
「こうやって、知らせるドド!」驚く響とハミィに、絶対の安心を約束するドリー。
響達の遣り取りを、窓の外から覗いていたピーちゃん。
そうとは知らず、いざと言う時の為に、訓練を開始するフェアリートーン達。
リズムに合わせて、反復横跳びをするフェアリートーン達。
その時、様子を窺っていたピーちゃんの目が怪しく光ります。
妖しい光はフェアリートーン達を包み、彼らの時間の流れを緩やかにします。
「――ノイズ!!」
その瞬間、パイプオルガンの整備をしていた音吉さんが、ノイズの気配を察知します。
緩やかになった時間の中で、ピーちゃんはフェアリートーンから音符を根こそぎ奪います。
しかし、フェアリートーン達は、誰一人気付きません。
「ピギャアァ――!!!」
奇声を発し、音符を煙に包み、封印してしまったピーちゃん。そのまま、何処かへ飛び去ってしまいます。
音吉さんがパイプオルガンを弾こうとしていた時も逃げ去っていましたが、やはり正体はノイズなのでしょうか?
ジリリリーン!!!
警報が鳴り、駆け付ける響達に、音符がまた全部無くなった事を知らせるドリー。
「ええっ!?」「――ニャンですとぉ~!!?」
折角大量の音符が集まったと思いきや…一転大ピンチに。
果たして、『幸福のメロディ』は完成するのでしょうか?
※ほのぼのとした展開と思いきや、最後にどんでん返しが!一体、どうなってしまうのでしょうか?
そして次回、音吉さんの身に危機が訪れようとしています。
――果たして、音吉さんの安否は?次回も、見逃せません!!
ピーちゃんに挨拶したり。お寝坊さんの響にも、優しい気配りが出来る程、心に余裕がありました。
しかし、何気無くフェアリートーンの中の音符を覗いてみると…。
「ニャプ~?ハニャ~?ニャ~?ハニャ?ニャ?ニャニャ??――フギャア~!!!」
「響!響!!響!!!響!!!!響!!!!!」
さっき迄の余裕は何処へやら。寝ている響の頬を連続で殴打し、揺さぶり起こそうとします。
――もし寝ているのが奏だったら、ハミィの肉球に叩かれて、喜んでいたかも知れません。
「ううん…何、ハミィ~?」
寝惚け眼の響は事態が呑み込めませんが、ハミィの只ならぬ雰囲気に、目を覚まします。そして…。
「ええっ~!!音符が…はっ!無いぃ~!何で~!?」
穏やかな休日は唐突に幕を下ろし、早速ラッキースプーンで作戦会議に。
沢山のカップケーキが用意され、事態の収拾の為の方策が議論されています。
「寝ている間に、トリオに取られた?」と響に訊く、エレン。「流石にそれは…。」と、響。
でも、長い付き合いの奏は、「響は、一度寝たら朝までグッスリ。」と、バッサリ。
自分達の所為だと落ち込むフェアリートーン達を慰めるアコ。
一向に纏まらない会議の行方に、ハミィの食欲も減退気味。(※本人申告。)
「それだけ食べれば、充分でしょ?」とツッコむエレンに、「いつもは、もっと食べられるニャ~!」と、不調をアピールするハミィ。
「絶体絶命ニャ~!」場のカップケーキを殆ど食べて、目を回して、倒れるハミィ。
普通の猫ならば、糖尿性疾患の疑いが持たれそうな倒れ方なので少し驚きましたが、ハミィは妖精なので大丈夫なのでしょう。でも、このままだと、肥満猫コースまっしぐらなので、そろそろダイエットする必要もあると思います。
「諦めたら、負け決定だよ!」
少し懐かしい台詞で、挫けそうになる仲間を励ます、響。
そして、「もう一度皆で頑張って、音符集めをしよう!」と提言。
此処で響が引き合いに出したのは、サッカーの助っ人での体験談。
前半で3点リードされていたけど、諦めなかったから逆転勝利したとの事。
――何処の『イナズマイレブン』の話でしょうか?
響は、必殺シュートでも打ったのでしょうか?
響の言葉で元気を取り戻した一同は、音符が無くなった事を音吉さんに報告します。
音吉さんとクレッシェンドトーンは、「ノイズの仕業かも」と推測。
音吉さんの言葉を受け、「先に『幸福のメロディ』を集めれば良い!」と提案する響。
そして、効率良く音符を集める為に、音吉さんにパイプオルガンの演奏を依頼する奏。
響達の提案に、「それは諸刃の剣じゃぞ…。」と警告する音吉さん。
「諸刃の剣?」「危険と隣り合わせって事よ。」ことわざ辞典を手に、エレンが解説。
確かに、パイプオルガンを弾けば、音符は大量に見付かる。
でもそれは、敵に利する可能性も孕んでいる――。
ハイリスク・ハイリターンの作戦ですが、今の響達にとっては、この作戦に賭けるしかありません。
「おじいちゃん、お願い!」「「「お願いします!」」」
孫達の熱意に絆され、パイプオルガンを弾く決意をした音吉さん。
パイプオルガンの音色が、辺り一面に広がります――。
加音町中に隠れていた音符達を目の当たりにして、驚嘆の声を漏らすエレンとアコ。
響と奏も、ハミィに頼んで音符を見える様にして貰い、音符集めを開始します。
一方、音符を大量に集めていた筈のマイナーランド側も、実は『伝説の楽譜』の前半部分しか音符が集まっていない事が判明します。
イマイチやる気のないバスドラ達を率い、ファルセットも、音符集めに赴く事に。
それにしても、改めてバスドラとバリトンの姿を見ると、とんでもなく巨体です。
バリトンは3m・バスドラは5m程でしょうか?2人の食費が気になります。
※この時点で、音符がまだまだ集まっていない事が判明しました。
と言う事は、メフィスト様襲来直前までにハミィの『もうすぐ、幸福のメロディが完成するニャ~!』と言う台詞が、かなり適当だった事になります。
海辺で音符集めをする、トリオ・ザ・マイナー。しかし、バスドラ達のやる気が無い所為か、一向に捗りません。
其処に、『音吉さん効果』により、トリオが探していた場所にも、大量の音符が。
「前にもこんな事があった様な…。」過去の出来事を思い出したファルセットは、響達の音符を奪取すべく、以前メフィスト様に貰った乗り物に乗って、現場へ赴きます。
「あ~!もう、何処行くの!1人でずるいよ!」「お待ちなさい!」
乗り物に乗るファルセットを、走って追い掛けるバスドラ達。砂浜に赴いた時は、3人仲良く漕いでいたのでしょうか?
皆で楽しく音符集めに勤しむ、響達。アコも、フェアリートーンが持つ籠に次々と音符を入れます。
軽やかな動きで、舞う様に音符を集めるエレン。
アコも負けじとエレンの近くの音符に手を伸ばしますが、背が低くて届きません。
「高い所に居るのは、私に任せて!」
「ム~!」エレンの言葉にむくれっ面のアコ。そして――。
ジャキーン!
何処からともなく、変装していた時のミューズの厚底ブーツを履き、身長が伸びたアコ。
「高くても、大丈夫だから!」
「そのブーツ…黒ミューズの時の?」
エレンの呟きにより、変装ミューズの呼称が、公式に『黒ミューズ』となりました。
「ムムムム~!!」姉達に負けまいと、必死に音符を集めるアコ。
「アコってば、結構、負けず嫌いだよねっ!」妹の意外な一面を見て、笑う響。
アコが黒ミューズに変装していた時の状況が、さり気無く明かされました。
今度は是非、胸の大きさをどう誤魔化していたのかを、さり気無く明かして欲しいです。
※このシーンを駅の改札口近くで兄妹でワンセグ視聴していたのですが、人目を憚らずに、にやけてしまいました。
もしかしたら、周囲の人々には、不審者に映っていたかも知れません…。
短時間で、かなりの量の音符を回収した響達。でも、町にはまだまだ音符が舞っています。
そんな中、ピーちゃんの前に音符が。
「ピー!」ピーちゃんの鳴き声に怯えたのか、音符がアコの許へ。
「ピーちゃん、手伝ってくれるの?」「ありがとニャ。」「ピー!」
一見、微笑ましそうにみえる光景ですが、後に違う意味を持つ様になります。
サッカー場で試合中の子供達が蹴っているボールに、音符が。
早速エレンが音符を回収しようとしますが、「試合が終わるまで待とうよ。」と、響が止めます。
子供達の為に、音符集めを休止した響達。しかし、その想いは、トリオ・ザ・マイナーによって打ち砕かれます。
「その音符…渡して貰おうか。」「――絶対渡さない!!」
懸命に集めた音符を奪取しようと目論むファルセットの前に立ちはだかる響達。
「出でよ!ネガトーン!!」
子供達の頑張りを踏み躙り、サッカーボールをネガトーンに変えるファルセット。
彼の非道を許せない響達は、プリキュアに変身します。
勇敢に立ち向かうプリキュア達でしたが、当初は劣勢に追い遣られます。
メロディとビートは、バスドラに投げ飛ばされ、リズムとミューズは、攻撃を悉くバリトンに躱されます。
「スロー過ぎて、欠伸が出るよ!」
楽々とパンチを受け止め、連続攻撃を繰り出し、2人を蹴り飛ばすバリトン。
リズム達が蹴りを繰り出した際も、パンツが見えていた筈なのに、スルーしていました。
見た目は醜くなりましたが、その強さは本物です。
「プリキュア~!頑張るニャ~!」「人の応援をしている場合かな?」
プリキュアの応援に駆け付けたハミィ達から音符を奪う、ファルセット。
集めた音符を籠では無くフェアリートーンに預けていれば防げた事態ですが、後悔先に立たずです。
「お前達の負け決定だよ!」
勝ち誇るファルセットですが、プリキュア達は諦めていません。作戦会議を開き、再度戦いに臨みます。
勝利を目前にして油断したのか、簡単に止めを刺そうとするバスドラ達。しかし、それはプリキュア達の作戦でした。
逃げると見せ掛けて、橋の下にバスドラ達を誘き寄せ、2人を正面衝突させる事に成功するビートとミューズ。
ネガトーンの攻撃を躱し、上空に蹴り上げるリズム。そして、メロディのオーバヘッドキックがバスドラ達に炸裂。
その勢いで、3人の身体はゴールネットを揺らします。
『イナズマイレブン』の『ツインブースト』っぽい連携技を決めた、メロディとリズム。
来年の『プリキュアオールスターズ』は、プリキュア達によるサッカー対決にすればどうでしょうか?
『中の人繋がり』で、色々と面白いシーンが観られる気がします。
「今ニャ!」ハミィの合図で、ネガトーンに止めを刺すメロディ達。
そして、呆然とするファルセットから、ミューズが音符を奪取。
「ニャップニャプー!」野に放たれた音符達を捕まえるハミィ。
そして、全てのフェアリートーンに、大量の音符が収められます。
「まあ良い…!次に会う時まで、音符はお前達に預けておいてやる!」
「「「負け惜しみ~!」」「うるせぇ!行くぞっ!」
負け惜しみを言うファルセットですが、バスドラ達に図星を突かれ、去って行きます。
――きっとバスドラ達は、マイナーランドに戻った時に、ファルセットにお仕置きされているでしょう。
「やったぁ!大逆転ニャ!」「チームワークの勝利ね!」
「ただの勝利じゃないよ!大勝利だよ!!イエーイ!」
勝利の喜びをハイタッチで示す、メロディとリズム。
「「フフフ…ハイ!」」余った手を。ビート達に向ける2人・
「ほら!ミューズも!!」
ビートに水を向けられて、はにかんでハイタッチをするミューズ。
――4人の絆がまた、深まった瞬間でした。
「ファファ~!」「何それ?可愛い!」
特製の防災頭巾を披露する、フェアリートーン達。これで、音符は無くさないと自信満々です。
――此処に来て、フェアリートーンに装着する新製品が発表されました。発売日は何時でしょうか?
「何かあった時は…。――ジリリリン!!」
「こうやって、知らせるドド!」驚く響とハミィに、絶対の安心を約束するドリー。
響達の遣り取りを、窓の外から覗いていたピーちゃん。
そうとは知らず、いざと言う時の為に、訓練を開始するフェアリートーン達。
リズムに合わせて、反復横跳びをするフェアリートーン達。
その時、様子を窺っていたピーちゃんの目が怪しく光ります。
妖しい光はフェアリートーン達を包み、彼らの時間の流れを緩やかにします。
「――ノイズ!!」
その瞬間、パイプオルガンの整備をしていた音吉さんが、ノイズの気配を察知します。
緩やかになった時間の中で、ピーちゃんはフェアリートーンから音符を根こそぎ奪います。
しかし、フェアリートーン達は、誰一人気付きません。
「ピギャアァ――!!!」
奇声を発し、音符を煙に包み、封印してしまったピーちゃん。そのまま、何処かへ飛び去ってしまいます。
音吉さんがパイプオルガンを弾こうとしていた時も逃げ去っていましたが、やはり正体はノイズなのでしょうか?
ジリリリーン!!!
警報が鳴り、駆け付ける響達に、音符がまた全部無くなった事を知らせるドリー。
「ええっ!?」「――ニャンですとぉ~!!?」
折角大量の音符が集まったと思いきや…一転大ピンチに。
果たして、『幸福のメロディ』は完成するのでしょうか?
※ほのぼのとした展開と思いきや、最後にどんでん返しが!一体、どうなってしまうのでしょうか?
そして次回、音吉さんの身に危機が訪れようとしています。
――果たして、音吉さんの安否は?次回も、見逃せません!!