コミックレビュー:「ぷちぷちラビィ」(天野明)
天野明先生の「ぷちぷちラビィ」のレビューです。 さて、天野明先生と言えば、週刊少年ジャンプで連載中の家庭教師ヒットマン・リボーン(2005年9月現在)のイメージがあるかもしれませんが、ネットで知った所によると、以前、別冊ヤングマガジン(講談社)で連載されていたらしく、その一つが今回紹介する「ぷちぷちラビィ」です。私もネットで知っていただけなので、ブックオフで見つけた時は興奮しました。
こちらを参照。
簡単に内容を説明すると… 中山田精児、水野リリ子、根賀でん子の三人は山挙母村(やまころも)から、村の名産のうさぎと関連グッズを販売する「うさぎ大使」として、都会にある都界高校(そのまま)に交換転校生としてやってきて活躍する…。
って、感じです。主役は中山田精児くんなのですが、こんな名前ですが女の子です。表紙の女の子がそうです。さらに、ある条件によって、カワイイ”ぷちぷちバージョン”と見た目に男な”ぷくぷくバージョン”に変化します。その変化する条件は、開始5回目にしてやっと分るのですが、リボーンに出てくるランボの10年バズーカ以上に理不尽です。詳しくは買って読んだ方が良いでしょう。
さて、読んでみた感想ですが、 掲載されていた雑誌のイメージもあるのか、田中くんの自己紹介なんかは、下ネタ…。ギャグとか、おじいちゃんとかおっさんの顔なんかは通じるものがあります。現在、連載中のリボーンとは随分違う気がします。
しかし、共通点を考えると、”ぷくぷくバージョン”の精児くんのウザさはリボーンのランボに近いかもしれません。また、”ぷくぷく”と”ぷにぷに”で違って見えるという科学的な根拠は全く作品中で触れられず(少なくとも1巻では)、そういう部分も通じるものがあると思います。また、心の中での突っ込み等もリボーンぽいなあと思いました。(作者が同じだから当然)
しかし、こういった作風の違いも出版社や編集の違いかも知れません。そう思うと、マンガって作者の力だけで出来ているのじゃないんだなーって勝手に思ったり。「ぷちぷちラビィ」の1巻は2000年の11月に出ているらしくて、5年くらいたっているので、作風も変わっているのも当然かもしれません。しかし、「ぷちぷちラビィ」を読むと、少年ジャンプという作風が分るような気がしました。
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しかし、どうして天野明先生は少年ジャンプに移籍されたのでしょうね?ネットでジャンプでの経歴を調べてみると、マンガ賞応募→別冊掲載→本誌読切→本誌連載と普通の経路を辿っておられるみたいです。キャリアがある訳なのに厳しい世界ですねぇ。ネットで調べると、ジャンプ以前に「ぷちぷちラビィ」以外にも何本か読切と「MONKEY BUSINESS」という作品を連載されていたそうです。しかし、単行本化されているのは、今回紹介している「ぷちぷちラビィ」だけのようです。その辺も移籍の理由にあったりするのか?推測の域を出ませんが…。
ところで、今の所、アマゾンでも楽天でも品切れで、ヤフオクでは1・2巻セットで2.000円で出品されてました。あれ?レア物買った?
ところで、今回、1巻を読んでみて、レビューを書いてみて天野明先生のことが好きになってしまいました(漫画家としてね)。来週あたりかたらの私のジャンプ感想にも影響してくるかも知れませんね。
こちらを参照。
さて、まだ2巻は購入してませんが、見つけしだい買いたいと思います。発見出来るかなー?
2巻はこんな感じです。
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