逃がし屋(岡本喜道)はクライマックスが良い!ジャンプネクスト!(NEXT)2012SUMMER感想7[ネタバレ注意!]
2013/06/11追記。週刊少年ジャンプで同名の読切が掲載されました。以下が、その感想です。
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岡本喜道「逃がし屋」(週刊版)が面白い!ハードボイルドで泣いた!ネタバレ注意!ジャンプ感想28号2013年3-1以下からは、NEXT版!の感想です。
はじめに
☆その"逃がし"、引き受けた!!疾走するハードボイルド逃走アクション読切47ページ!!ということで、岡本喜道先生の「逃がし屋」の感想です。ツッコミと、良かったところと、一言感想でお送りいたします。
気になったところ
表情にくせのある絵柄だな…と思いましたが、自然とマイルドになっていくのかな?と思いました。ただ、それが、良いことなのか悪いことなのか分からないですが、本誌連載の場合は、その傾向にあると思います。
主人公の能力が気になりました。まぁ、既存作品を連想させる部分もありますけど、それが魔法なのか?科学なのか?という設定の部分です。世界観なども含めて。ただ、それがハッキリしてないことで、独特の雰囲気は出ている気がするのですが、連載化する場合は、なんらかの理由付けがいるように思えます。なんとなく、にぎやかしで『相棒的なキャラ』がいた方が良いのでは?と思ったのですが、科学者とのコンビで、その発明品とか…はベタですね。
冒頭の報酬に関する話は、伏線として面白いと思うのですが、もうちょっと分かりやすく回収しても良かったかな?と思いました。注意してみたら分かる部分だけど、最初は気がつかなかったです。タバコの一本でも吸ってくれれば、分かりやすいのですが…。
良かったところ
背景が、確かに、綺麗でした。作者紹介コーナーで、お手伝いのことが触れられているのですが、かなり描ける人が手伝われたのだな…と思いました。かなり、背景で見せているシーンもあると思いました。
展開は、割と読める部分もあるのですが、クライマックスシーンがとても良かったです。原稿に感情が込められているな…と思いました。あくまで個人の感想ですが、読んでいて訴えかけてくるモノがありました。
後、作中で語られる「逃げる」に関する解釈が良かったです。言葉少なく語られていますが、現代社会の問題に通じる部分を感じました。戦わずに「逃げる」という選択肢は、色々な場面で尊重されて欲しいことだな、と思いました。
最後に、物語の見せ場のスケールの大きさが良かったです。私の想像の10倍以上スケールが大きかったです。先述の背景も、バッチリ決まっていて…一体、何日仕事なのだろうか?と思いました。
記事後半は一言感想です。お手元にジャンプネクストがあれば、2ページごとに一行読んでもらえれば、分かりやすいと思います。
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逃がし屋(岡本喜道)・一言感想
小さいけど、乳首描いてある。
腕を???何かの伏線だろうか?
雰囲気のある扉絵。瞳の描きかたが特徴的。
枠線の間隔がちょっと広いような…。画面が間延びした印象がある…。
む?特殊能力?そら、気絶しますわな。
頬のこけ方が冗談じゃあない感じがある。
キーアイテムかな?さっきのはどう使っていたのだろうか?
能力の根源は何なんだろう?魔力?
魔力かな?科学かな?
…そうきたか…。もう一捻りありそうだけど?
冒頭の「腕」の話が絡んでくる予感がする。
この中の誰かが???
なかなか乾いた感じで良いけど。もっと、無味乾燥で、そして、危機的であれば、もっと良いなぁ。
…やはり。
このシーンは、素晴らしく良い。良いモノが込められていると思う。
良いシーンだけど、ここを他の表現に割いた方がスタイリッシュな気はする。主人公の人間味は出ているけど。
組織の仕組みが分からんけど、雇われ社長みたいな立ち位置なのかな。最後のコマは、ちょっと「もったいない」。
もうちょっと便利にできそうだけど、能力の範囲とかかな?
なかなか、良いテーマだと思った。
なんか凄いことが起きそう。
素晴らしい見開き。確かに、不自然だったものね。
このスケールの良さはいいな。
地面に人型の穴ができる世界感じゃあないだろうからなぁ。
良い感じのラストシーン。相棒がいれば…と思ったけど、それは、カウボーイ・ビバップ的よね。
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余談。
更新する前にローカル(本当はクラウド)上で作成していた記事本文が手違いで吹っ飛んだのですが、翌日起きたら復活してました。クラウドって恐ろしいですね。
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