X/Open
別名:X/Open Company, Ltd.
X/Openとは、UNIXシステムの相互運用性を向上を目的とし、各種技術の標準化を図るために設立された団体である。1980年代半ばに設立された。
X/Openは、1990年前半から半ばにかけて、AT&Tに代わり「UNIX」の商標を管理していたことで知られる。その後、X/Openと同様UNIX関連技術の標準化を推進する業界団体であったOpen Software Foundation(OSF)と合併し、The Open Groupとなった。
参照リンク
The Open Group - (英語)
X/Open
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 03:52 UTC 版)
X/Open Company, Ltd. は、ヨーロッパのいくつかのUNIXシステム製造業者が1984年に設立したコンソーシアムであり、情報技術分野のオープン標準の確立と振興を目的としていた。特に当初の目的は、UNIX系オペレーティングシステムの唯一の仕様を定義することで、それによってアプリケーションの相互運用性を高め、ソフトウェア移植のコストを削減しようとしていた。当初のメンバーは、Bull、ICL、シーメンス、オリベッティ、ニクスドルフであった(頭文字をとって BISON とも)。フィリップス、エリクソンがほどなく参加し、その時点で X/Open という名称となった。
- 1 X/Openとは
- 2 X/Openの概要
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