DeviceSpecificChoice クラス
アセンブリ: System.Web.Mobile (system.web.mobile.dll 内)
構文
このクラスは <Choice> 要素と類似しています。選択項目は、<DeviceSpecific> 要素内に現れる順番にテストされます。<Choice> 要素の Filter プロパティを指定する場合、その値は、Machine.config ファイルの <deviceFilters> セクションに定義したデバイス フィルタの名前である必要があります。実行時には、ASP.NET が、指定されたデバイス フィルタを現在のデバイスの機能と比較して評価します。評価が成功した場合は、その項目が選択されます。Filter プロパティを指定しなかった場合、<Choice> 要素の既定値が選択されます。
イメージ内の <Choice> 要素を表示するコード例を次に示します。Source 属性は、Image コントロールの ImageUrl プロパティをオーバーライドします。
この例では、ブラウザが WML を必要とするか (isWML11)、またはカラー表示をサポートしているか (supportsColor) を確認するために関数を使用していますが、代わりに Web.config ファイルを使用して、これを自動で確認するために .NET Framework が自動的に使用する <DeviceSpecific> 要素を定義することも可能です。
<deviceFilters> <filter name="isWML11" compare="PreferredRenderingType" argument="wml11" /> <filter name="supportsColor" compare="IsColor" argument="true" /> </deviceFilters>
メモ |
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次のコード サンプルはシングルファイル コード モデルを使用しており、分離コード ファイルに直接コピーされた場合は正常に動作しない可能性があります。このコード サンプルは、拡張子が .aspx の空のテキスト ファイルにコピーする必要があります。詳細については、「ASP.NET Web ページのコード モデル」を参照してください。 |
<%@ Page Language="VB" Inherits="System.Web.UI.MobileControls.MobilePage" %> <%@ Register TagPrefix="mobile" Namespace="System.Web.UI.MobileControls" Assembly="System.Web.Mobile" %> <%@ Import Namespace="System.Web.Mobile" %> <script runat="server"> Private Function supportsColor(ByVal caps As MobileCapabilities, _ ByVal value As String) As Boolean ' Determine if the browser is not a Web crawler and ' can display in color If Not caps.Crawler And caps.IsColor Then Return True Else Return False End If End Function Private Function isWML11(ByVal caps As MobileCapabilities, _ ByVal value As String) As Boolean ' Determine if the browser is not a Web crawler and ' requires WML markup If (Not caps.Crawler) AndAlso caps.PreferredRenderingType = _ MobileCapabilities.PreferredRenderingTypeWml11 Then Return True Else Return False End If End Function </script> <html > <body> <mobile:form id="form1" runat="server"> <mobile:Image ID="Image1" runat="server" AlternateText="Cannot display this image."> <DeviceSpecific> <choice Filter ="isWML11" ImageURL="wmlImage.wbmp" /> <choice Filter="supportsColor" ImageURL="colorImage.gif" /> <choice ImageURL="monoImg.gif" /> </DeviceSpecific> </mobile:Image> </mobile:form> </body> </html>
<%@ Page Language="C#" Inherits="System.Web.UI.MobileControls.MobilePage" %> <%@ Register TagPrefix="mobile" Namespace="System.Web.UI.MobileControls" Assembly="System.Web.Mobile" %> <%@ Import Namespace="System.Web.Mobile" %> <script runat="server"> private bool supportsColor(MobileCapabilities caps, string optValue) { // Determine if the browser is not a Web crawler and // can display in color if (!caps.Crawler && caps.IsColor) return true; return false; } private bool isWML11(MobileCapabilities caps, string optValue) { // Determine if the browser is not a Web crawler and // requires WML markup if (!caps.Crawler && caps.PreferredRenderingType == MobileCapabilities.PreferredRenderingTypeWml11) return true; return false; } </script> <html > <body> <mobile:form id="form1" runat="server"> <mobile:Image ID="Image1" runat="server" AlternateText="Cannot display this image."> <DeviceSpecific> <choice Filter ="isWML11" ImageURL="wmlImage.wbmp" /> <choice Filter="supportsColor" ImageURL="colorImage.gif" /> <choice ImageURL="monoImg.gif" /> </DeviceSpecific> </mobile:Image> </mobile:form> </body> </html>
System.Web.UI.MobileControls.DeviceSpecificChoice
プラットフォーム
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
参照
DeviceSpecificChoice コンストラクタ
アセンブリ: System.Web.Mobile (system.web.mobile.dll 内)
構文
プラットフォーム
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
参照
DeviceSpecificChoice プロパティ
パブリック プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Argument | Filter プロパティに使用する引数を取得または設定します。既定値は null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。 | |
Contents | DeviceSpecific の Choice コンストラクト内の選択項目に対して定義されているオーバーライドされるプロパティを取得します。 | |
Filter | デバイス フィルタの名前を取得または設定します。 | |
HasTemplates | <DeviceSpecific> 要素 要素で現在選択されている選択項目内にテンプレートが定義されているかどうかを示す値を取得します。 | |
Templates | <Choice> 要素に定義されているテンプレートを取得します。 | |
Xmlns | <Choice> 要素で使用されているマークアップの種類を取得または設定します。 |
DeviceSpecificChoice メソッド
パブリック メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) | |
GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) | |
GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) | |
ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) | |
ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AddParsedSubObject | DeviceSpecificChoice オブジェクトの Templates オブジェクトに Object を追加します。 | |
Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) | |
GetAttribute | DeviceSpecificChoice オブジェクトから指定した属性を返します。 | |
MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) | |
SetAttribute | 指定した値を、key で指定した属性に代入します。 |
名前 | 説明 | |
---|---|---|
System.Web.UI.IAttributeAccessor.GetAttribute | このメンバの説明については、「IAttributeAccessor.GetAttribute」を参照してください。 | |
System.Web.UI.IAttributeAccessor.SetAttribute | このメンバの説明については、「IAttributeAccessor.SetAttribute」を参照してください。 | |
System.Web.UI.IParserAccessor.AddParsedSubObject | このメンバの説明については、「IParserAccessor.AddParsedSubObject」を参照してください。 |
DeviceSpecificChoice メンバ
DeviceSpecific の Choice コンストラクトにある選択項目を 1 つ提供します。
DeviceSpecificChoice データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。
パブリック コンストラクタ
パブリック プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Argument | Filter プロパティに使用する引数を取得または設定します。既定値は null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。 | |
Contents | DeviceSpecific の Choice コンストラクト内の選択項目に対して定義されているオーバーライドされるプロパティを取得します。 | |
Filter | デバイス フィルタの名前を取得または設定します。 | |
HasTemplates | <DeviceSpecific> 要素 要素で現在選択されている選択項目内にテンプレートが定義されているかどうかを示す値を取得します。 | |
Templates | <Choice> 要素に定義されているテンプレートを取得します。 | |
Xmlns | <Choice> 要素で使用されているマークアップの種類を取得または設定します。 |
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) | |
GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) | |
GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) | |
ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) | |
ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AddParsedSubObject | DeviceSpecificChoice オブジェクトの Templates オブジェクトに Object を追加します。 | |
Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) | |
GetAttribute | DeviceSpecificChoice オブジェクトから指定した属性を返します。 | |
MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) | |
SetAttribute | 指定した値を、key で指定した属性に代入します。 |
名前 | 説明 | |
---|---|---|
System.Web.UI.IAttributeAccessor.GetAttribute | このメンバの説明については、「IAttributeAccessor.GetAttribute」を参照してください。 | |
System.Web.UI.IAttributeAccessor.SetAttribute | このメンバの説明については、「IAttributeAccessor.SetAttribute」を参照してください。 | |
System.Web.UI.IParserAccessor.AddParsedSubObject | このメンバの説明については、「IParserAccessor.AddParsedSubObject」を参照してください。 |
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