circa
別表記:サーカ
2. The painting dates from circa 1600.(その絵画は1600年頃に描かれた。)
3. He was born circa 1950.(彼は1950年頃に生まれた。)
4. The manuscript was written circa 1200.(その写本は1200年頃に書かれた。)
5. The castle was built circa 1100.(その城は1100年頃に建てられた。)
6. The sculpture was created circa 500 BC.(その彫刻は紀元前500年頃に作られた。)
7. The population was circa 2000.(人口は2000人頃だった。)
8. The event occurred circa 1900.(その事件は1900年頃に起こった。)
9. The document was written circa 1700.(その文書は1700年頃に書かれた。)
10. The artifact dates back to circa 3000 BC.(その遺物は紀元前3000年頃にさかのぼる。)
「circa」とは
「circa」はラテン語起源の英語の前置詞で、特定の日付や数値の前に置かれ、その日付や数値が正確ではなく、おおよそのものを示すことを意味する。通常、「約」や「おおよそ」と訳される。例えば、「circa 1900」は「1900年頃」や「1900年ごろ」と訳される。「circa」の発音・読み方
「circa」の発音は、IPA表記では/sɜːrkə/となる。IPAのカタカナ読みでは「サーカ」となり、日本人が発音するカタカナ英語の読み方では「サーカ」が近い。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。「circa」の定義を英語で解説
「circa」は、"used in front of a date or number to say it is approximate"と定義される。つまり、「日付や数値の前に用いられ、それがおおよそのものであることを示す」という意味である。「circa」の類語
「circa」の類語としては、「about」、「around」、「approximately」が挙げられる。これらの単語も「circa」と同様に、日付や数値が正確ではなく、おおよそのものを示すことを意味する。「circa」に関連する用語・表現
「circa」に関連する用語としては、「c.」がある。「c.」は「circa」の略語として使われ、同様に日付や数値がおおよそのものを示すことを意味する。「circa」の例文
1. The building was constructed circa 1800.(その建物は1800年頃に建設された。)2. The painting dates from circa 1600.(その絵画は1600年頃に描かれた。)
3. He was born circa 1950.(彼は1950年頃に生まれた。)
4. The manuscript was written circa 1200.(その写本は1200年頃に書かれた。)
5. The castle was built circa 1100.(その城は1100年頃に建てられた。)
6. The sculpture was created circa 500 BC.(その彫刻は紀元前500年頃に作られた。)
7. The population was circa 2000.(人口は2000人頃だった。)
8. The event occurred circa 1900.(その事件は1900年頃に起こった。)
9. The document was written circa 1700.(その文書は1700年頃に書かれた。)
10. The artifact dates back to circa 3000 BC.(その遺物は紀元前3000年頃にさかのぼる。)
circa-
「約」「ほぼ」を意味する、ラテン語由来の前置詞であるが、環境サイクルの長さを表す語と連結して生物リズムの周期を表すのに用いる。 [例]
circadian rhythm: circa(約)+dies(一日)=約1日(概日リズム)
circabidian r.: circa+bi(2)+dies=約2日
circalunar r.: circa+lunar(月)=約ひと月(概月リズム)
circannual r.: circa+annual(年)=約1年(概年リズム)
circaseptan r.: circa+septenary(7)=約7日
circatidal r.: circa+tidal(潮汐)=約半日(約12.4時間)
circasyzygic r.: circa+syzygy(朔望月)=約1月(約29.5日)
circadianの語を提唱した Halbergは、その範囲を、統計学的配慮を基に24±4時間としている。これは、実際の測定値の大部分を含むものであるが、周期は生物によってあるいは環境や遺伝的条件などによって変わり、この範囲を越えることもある。
circadain rhythm(概日リズム)は、環境サイクルのない、いわゆる恒常環境下でその存在が確かめられるものである。実験では、すべての環境要因を一定に保つことは事実上できない。したがって普通は、明るさと温度をできるだけ一定に保ち、それを恒常環境といっている。明るさに関しては、リズムが比較的安定して現われるという意味で、恒暗条件が基本になる。
circadian rhythmには、24時間を中心にしたある範囲の環境サイクルに同調する性質がある(→entrainment, synchronization 同調)。実験あるいは観察が24時間環境サイクルだけで行われる場合、そこで現われた生物現象の1日の変動も、内因性を確かめないまま(恒常環境の実験をすることなしに)circadian rhythmと呼ぶことがあって、用語上多少の混乱がある。
内因性を確かめないままcircadian rhythmという語を使うのは、ほかの実験、観察で(ほかの人が行った分も含めて)内因性であることがすでにわかっている場合、あるいは、このリズムの普遍性を根拠にして、内因性を一般的なこと(あるいは自明のこと)とみる場合などがある。前者では、circadianの使用は無理がないと思われるが、後者では、厳密にいえば、別の語をあてるのがいい。そのためには次ぎのような語がある。
daily, day-night, dian, diel, 24-hour さらに厳密にいえば、これらの語の後にはrhythmではなく例えばvariationをもってきて、24-hour variationというように表す。rhythm自体、内因性の意味を含んでいるから、内因性かどうかわからないときは、この種の表現のほうが適当と思われる。
diurnal は本来「昼」あるいは「1日」を意味するが、混乱を避けるためにnocturnal「夜」に対する言葉として「昼」の意味でだけ用い、「1日」の意味での使用は避ける傾向にある。
環境サイクル下の1日のリズムを表す言葉として、日周(期)リズム、日周変動などがある。医学では「日内」が「日周」と同じ意味で使われることもある。種々の制限のため長期の観察、実験をすることが難しく、周期の存在自体も確かでない場合がある。「日内」は、このような時、1日の変動を記載するものとして、「日内変動」という形で使うのであれば、むしろ適切な言葉であろう。これに対応した英語としてwithin-a-day variationがある。
上に述べたようなことは「circadian」以外のリズムについても問題になるはずであるが、研究の対象になることが余り多くないので、いまのところ表面化していない。ただ、例えばcircaseptan(約1週間)のように、周期の呼称に対応したサイクルが環境の側に果たして実際に存在するのかどうかということが議論になっている場合もある。
circadian rhythm: circa(約)+dies(一日)=約1日(概日リズム)
circabidian r.: circa+bi(2)+dies=約2日
circalunar r.: circa+lunar(月)=約ひと月(概月リズム)
circannual r.: circa+annual(年)=約1年(概年リズム)
circaseptan r.: circa+septenary(7)=約7日
circatidal r.: circa+tidal(潮汐)=約半日(約12.4時間)
circasyzygic r.: circa+syzygy(朔望月)=約1月(約29.5日)
circadianの語を提唱した Halbergは、その範囲を、統計学的配慮を基に24±4時間としている。これは、実際の測定値の大部分を含むものであるが、周期は生物によってあるいは環境や遺伝的条件などによって変わり、この範囲を越えることもある。
circadain rhythm(概日リズム)は、環境サイクルのない、いわゆる恒常環境下でその存在が確かめられるものである。実験では、すべての環境要因を一定に保つことは事実上できない。したがって普通は、明るさと温度をできるだけ一定に保ち、それを恒常環境といっている。明るさに関しては、リズムが比較的安定して現われるという意味で、恒暗条件が基本になる。
circadian rhythmには、24時間を中心にしたある範囲の環境サイクルに同調する性質がある(→entrainment, synchronization 同調)。実験あるいは観察が24時間環境サイクルだけで行われる場合、そこで現われた生物現象の1日の変動も、内因性を確かめないまま(恒常環境の実験をすることなしに)circadian rhythmと呼ぶことがあって、用語上多少の混乱がある。
内因性を確かめないままcircadian rhythmという語を使うのは、ほかの実験、観察で(ほかの人が行った分も含めて)内因性であることがすでにわかっている場合、あるいは、このリズムの普遍性を根拠にして、内因性を一般的なこと(あるいは自明のこと)とみる場合などがある。前者では、circadianの使用は無理がないと思われるが、後者では、厳密にいえば、別の語をあてるのがいい。そのためには次ぎのような語がある。
diurnal は本来「昼」あるいは「1日」を意味するが、混乱を避けるためにnocturnal「夜」に対する言葉として「昼」の意味でだけ用い、「1日」の意味での使用は避ける傾向にある。
環境サイクル下の1日のリズムを表す言葉として、日周(期)リズム、日周変動などがある。医学では「日内」が「日周」と同じ意味で使われることもある。種々の制限のため長期の観察、実験をすることが難しく、周期の存在自体も確かでない場合がある。「日内」は、このような時、1日の変動を記載するものとして、「日内変動」という形で使うのであれば、むしろ適切な言葉であろう。これに対応した英語としてwithin-a-day variationがある。
上に述べたようなことは「circadian」以外のリズムについても問題になるはずであるが、研究の対象になることが余り多くないので、いまのところ表面化していない。ただ、例えばcircaseptan(約1週間)のように、周期の呼称に対応したサイクルが環境の側に果たして実際に存在するのかどうかということが議論になっている場合もある。
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