2018年問題
2018年問題
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2018年問題(2018ねんもんだい)は、日本の大学受験業界において用いられている言葉である。日本の18歳人口が2018年ごろから減り始め、定員割れが全体の4割にのぼる多数の私立大学が閉学等の激変期を迎える大学経営上の問題である。2010年頃から私立大学の閉学や、公立大学化が始まっている(公立大学法人も参照)。
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- ^ FACTA“「落ちこぼれ大学」死屍累々ランキング”ファクタ出版 pp56-58 feb.2018
- ^ 2018年問題(にせんじゅうはちねんもんだい)とは - コトバンク
- ^ 木村誠『消える大学、生き残る大学』(朝日新書)朝日新聞出版 2011年
- ^ 木村誠『危ない私立大学 残る私立大学』(朝日新書)朝日新聞出版 2012年
- ^ 安田賢治 『笑うに笑えない 大学の惨状』祥伝社新書 祥伝社 2013年
- ^ 山崎徹、渡辺千鶴、井上久男『危ない大学-最高学府の耐えられない軽さ』(洋泉社mookデータでわかる日本の未来)洋泉社 2011年
- ^ 諸星裕『消える大学 残る大学―全入時代の生き残り戦略 』集英社 2008年
- ^ 諸星裕『大学破綻-合併、身売り、倒産の内幕』(角川oneテーマ21)角川書店 2010年
- ^ 諸星裕、鈴木典比古『「弱肉強食」の大学論 生き残る大学、消える大学』朝日新書 2014年
- ^ 文部科学省 中央教育審議会 高大接続特別部会
- ^ 文部科学省 中央教育審議会 高大接続特別部会 「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について(案)」2014.11.14
- ^ 岩田雅明『生き残りをかけた大学経営戦略-大学、常夏の時代から氷河期へ』 ぎょうせい 2013年
- ^ 大学経営研究会/編 『大学業界大研究 (大研究シリーズ)』 産学社 2013年
- ^ 水戸英則『今、なぜ「大学改革」か? 私立大学の戦略的経営の必要性』 丸善プラネット 2014年
- ^ 島野清志『危ない大学・消える大学 2016年版』YELL books エール出版社 2015年
- ^ “18歳人口推移、大学・短大・専門学校進学率、地元残留率の動向2019” (日本語). レポート・調査. 2020年2月17日閲覧。
- ^ “忍び寄る「大学倒産」危機 2000年以降すでに14校が倒産している” (日本語). Newsweek日本版 (2018年12月3日). 2020年2月17日閲覧。
- ^ “Fランク大学が都市部で消滅へ~激戦の大学受験事情とは(石渡嶺司) - Yahoo!ニュース” (日本語). Yahoo!ニュース 個人. 2020年4月19日閲覧。
- ^ “【高論卓説】「大学18年問題」大騒ぎの後で 少子化対策など自己改革進める契機に” (日本語). SankeiBiz(サンケイビズ) (2018年10月29日). 2020年2月17日閲覧。
- 1 2018年問題とは
- 2 2018年問題の概要
- 3 関連項目
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