霊性、精神性
霊性
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霊性(れいせい、れいしょう[1])は、非常にすぐれた性質や超人的な力能をもつ不思議な性質[1]、天賦の聡明さ[2]といった意味の漢語であり、肉体に対する霊[1][注釈 1]の意味でも用いられる。また、
注釈
- ^ 『日本国語大辞典』ではこの「肉体に対して霊」の用例として『引照新約全書』(1880年)、菊池幽芳『己が罪』(1899-1900年)が挙げられている。
- ^ a b c d 伊藤雅之、J.A.ベックフォードによる(『宗教学事典』丸善、平成22年、20-21頁)。
- ^ 村岡典嗣は、人間に至善の霊性を賦与する産霊神という平田篤胤の思想にキリスト教からの影響を認めうると指摘した[25]。
- ^ 『日本国語大辞典』第二版(小学館 2002年)の「霊性」項目では『引照新約全書』(1880年)と書かれているが、1880年に刊行されたのは翻訳委員社中『新約全書』北英聖書會社(スコットランド聖書協会)である。『引照 新約全書』は1887年米国聖書會社による刊行。『引照 新約全書』横浜:米国聖書會社、1887年、四百廿三頁。
- ^ sanctificationisはラテン語動詞sanctificare(Sanctus 聖性をあずかる、与えられる)に基づく形容詞。英語ではSanctification。聖霊の働きによって人間が罪から救われ、神の聖性にあずかり、聖なるもののこと(デジタル大辞泉)。プロテスタントでは聖化、カトリックでは聖別という。
- ^ 『新スタンダード仏和辞典』(大修館書店)によれば spiritualité には「霊的生活」の意味がある。
- ^ 「地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。」(創世記1-2、『聖書[口語]』日本聖書協会、1955年)
「時に彼はわたしに言われた、「人の子よ、息に預言せよ、息に預言して言え。主なる神はこう言われる、息よ、四方から吹いて来て、この殺された者たちの上に吹き、彼らを生かせ。そこでわたしが命じられたように預言すると、息はこれにはいった。すると彼らは生き、その足で立ち、はなはだ大いなる群衆となった。」(エゼキエル書37:9-10、『聖書[口語]』日本聖書協会、1955年) - ^ ここでの υ は長母音 ῡ であり、「プシューケー」ともカナ表記される[54]。
- ^ ギリシア語原文:
日本語訳:καὶ ἐπλήσθησαν ἅπαντες Πνεύματος ἁγίου, καὶ ἤρξαντο λαλεῖν ἑτέραις γλώσσαις καθὼς τὸ Πνεῦμα ἐδίδου αὐτοῖς ἀποφθέγγεσθαι. Πράξεις τῶν Ἀποστόλων, 2-4
英語訳聖書のこの箇所 (Acts of the Apostles 2:4) は、Bible American Standard (改訂標準訳聖書、1901年)では the Holy Spirit と the Spirit、Bible King James (欽定訳聖書ジェイムズ王訳、1611年)では the Holy Ghost, the Spirit となっている。一同は聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、いろいろの他国の言葉で語り出した。 — 使徒行伝2:4、『口語新約聖書』日本聖書協会、1954年 - ^ 神は霊であるから、礼拝をする者も、霊とまこととをもって礼拝すべきである。 — ヨハネによる福音書4:24、『口語新約聖書』日本聖書協会、1954年
.God is a Spirit: and they that worship him must worship in spirit and truth. — John 4:24, Bible American Standard, 1901 - ^ Online Etymology Dictionary でも spiritualty は14世紀後半に用例があるとしている[82]。
- ^ なお、聖書で「霊の体」と訳される英語 Spiritual body とは異なる。コリントの信徒への手紙一15:42-44での「霊の体」の英語表記はティンダル訳聖書(1526年)では a spretuall body、1611年の欽定訳聖書で a spiritual body とされて以降は、1901年のアメリカ標準訳聖書(American Standard Version)およびその改訂 World English Bible (1997-2000年) でも引き継がれている。
- ^ OEDにはEllis, Orignal Letters.Series.ii.I.61とある[84]。 Ellis, Henry, Sir, Original letters, illustrative of English history,Published 1824-1846.
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- ^ a1500(?c1425) Spec.Sacer.(Add 36791) 105/13: There ben thre kyndis of pouerte..pouerte of necessite..an-other is of simylacion..and a-nother is of spiritualite, and þat is in the good men.[90]
- ^ (1417) Let.in Ellis Orig.Let.ser.2.1 ,61: In witness..wee..the gardeins of the spirituallities of Ardmaghe..have put our Seales.この用例はOEDのSpiritualityの2bの用例と同じ例文で、MEDではgardeinの初出としても紹介してある。この他MEDではc1450 Dives & P.(Lchf 35) 1.44: Fyue cases in which it is leeful to ȝeue ȝiftes in matere of spyrytualytee.c1450 3 KCol.(2) (Add 31042) 533: By comon will þay ordayne..The person þat were fonden acceptable Þay scholde obey, and subiectes to hym be Als semande were in spirytualite.c1500(1463) Ashby Pris.(Trin-C R.3.19) 7/182: Yef thow be set in temporalyte, Thy lust ys in spyrytualyte.が例文としてあげられている。
- ^ a1550 Lament Duch.Glo.(Bal 354) p.207: I come before the spiritualite; Two cardynals and byshoppis fyve..amened me of alle my lyffe.[90]
- ^ (a1470) Malory Wks.(Win-C) 1036/4: Bors lat bury hym..by sir Galahad in the spiritualites.[90]
出典
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霊性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 14:17 UTC 版)
「アンナ・シェーファー」の記事における「霊性」の解説
シェーファーは自分が天国に入るための3つの鍵として、自らの苦しみ、作品、友人のための編み物を捉えていた。シェーファーは町の人々に助言を求められるようになり、人々は彼女の元を訪れた。一方で1910年からシェーファーの身に起こった神秘的な現象がいくつか起こった。その中でも同年10月4日に受けた聖痕に関しては、シェーファーは大衆から隠そうと努めた。また彼女は恍惚状態にも陥るようになり、その中で幻視を見るようになった。しかしシェーファーは以上の事が起きても訪問者に対して変わらず接し続けた。
※この「霊性」の解説は、「アンナ・シェーファー」の解説の一部です。
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