かん‐なり【▽雷鳴】
らい‐めい【雷鳴】
雷鳴
雷鳴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 10:18 UTC 版)
雷鳴 この音声や映像がうまく視聴できない場合は、Help:音声・動画の再生をご覧ください。 放電現象が発生したときに生じる音である。雷が地面に落下したときの衝撃音ではなく、放電の際に放たれる熱量(主雷撃が始まって1マイクロ秒後には、放電路にあたる大気の温度は局所的に2 - 3万℃という高温に達する)によって雷周辺の空気が急速に膨張し、音速を超えた時の衝撃波である。 稲妻の放つ光は光速で伝わるため、ほぼ瞬間に到達する。これに対して、雷鳴は音速で伝わるため、音が伝わってくる時間の分だけ、稲妻より遅れて到達する。そのため、雷の発生した場所が遠いほど、稲妻から雷鳴までの時間が長くなり、その時間を計ればおおよその距離も分かる。 発現地点までの距離(自分を中心とした半径)を P(キロメートル)、稲妻が光ってから(もしくはラジオにパルス雑音[出典無効]が入ってから)雷鳴が聞こえる瞬間までの時間を S(秒) とすると、次のように表される。定数0.34は気温を15℃としたときのキロメートル毎秒で表す音速。 P = 0.34 S {\displaystyle P=\,0.34S} 雷鳴が聞こえる距離は通常で約10 - 15kmだが、雷雲外への放電がある場合などは、雷雲から30km以上離れていても雷鳴が聞こえることがある。
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雷鳴
「雷鳴」の例文・使い方・用例・文例
- 雷鳴
- とどろく雷鳴
- 雷鳴がとどろいた
- 昨日の夕方もまた、突然雷鳴が轟き、激しい雨が降りました。
- 雷鳴を聞いて動物たちは怖がった。
- 雷鳴が聞こえるよりも先に稲光が見えるのは、光が音よりも早く伝わるからである。
- 雷鳴が空に轟いた。
- 雷鳴がとどろいた。
- 雷鳴がさらに大きくなった。
- 突然のおおきな雷鳴が聞こえた。
- 私は雷鳴にぎょっとした。
- 私たちは雷鳴を聞いた。
- 昨夜雷鳴と稲妻があった。
- 激しい雷鳴がした。
- 稲妻は雷鳴より先にくる。
- 稲妻は普通、雷鳴の前に光る。
- 低い騒音が突然荒々しい雷鳴となってとどろきだした.
- 雷鳴.
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