雄蘂とは? わかりやすく解説

お‐しべ〔を‐〕【雄×蕊】

読み方:おしべ

種子植物の花の雄性生殖器官(やく)と花糸からなり中に花粉形成するゆうずい。⇔雌蕊(めしべ)。

雄蕊の画像

ゆう‐ずい【雄×蕊】

読み方:ゆうずい

「おしべ」に同じ。⇔雌蕊(しずい)。


雄蕊

(雄蘂 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/15 00:27 UTC 版)

雄蕊(雄蘂、雄ずい [ゆうずい]、雄しべ [おしべ]; : stamen[1]は、被子植物において花粉を形成する構造であり、ふつう花被花冠)の内側、雌蕊(雌しべ)の外側に存在する。雄蕊はふつう花粉を形成する(やく; anther)[2]と、これを支える花糸(かし; filament)[3]からなる(下図1)。ふつう葯は2個の半葯からなり、それぞれの半葯は2個の花粉嚢(小胞子嚢、葯室)を含む。花粉嚢内で形成された花粉は(別の花または同じ花の)雌蕊の柱頭に付着し(受粉)、花粉は花粉管を伸ばして雌蕊内の胚珠精細胞を送り込み、胚珠内の卵細胞と受精する。1個の花の雄蕊は、まとめて、雄蕊群(雄ずい群、雄しべ群; androecium, pl. androecia)とよばれる[1][4][5]




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