赤紫

赤紫(JIS慣用色名) | ||
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マンセル値 | 5RP 5.5/13 |
赤紫(あかむらさき)は、色名の一つ。JISの色彩規格では「あざやかな赤紫」とされている。一般に赤と紫の中間の色が幅広く「赤紫」と呼ばれる。日本の伝統色では牡丹色が代表的。
赤、藍、紫は天然染料の色として非常に古くからあり、赤紫も染料を重ねることで染色の名として使われてきた[1]。
日本における赤紫
赤紫の色名は持統天皇の時代にはすでに見られる[2]。律令制時代に定められた朝服の色では、深紫に次ぐ高貴な色とされた[1]。
その他
脚注
- ^ a b “赤紫(あかむらさき)とは”. コトバンク. 2020年5月25日閲覧。
- ^ 近江源太郎『色の名前に心を読む 色名学入門』研究社、2008年、60頁 。
- ^ “商標登録”. 國學院大學. 2020年5月25日閲覧。
関連項目
外部リンク
「赤紫色」の例文・使い方・用例・文例
- 真夜中をずっと越えるまで濃い赤紫色だった
- 濃い赤紫色の頭と胸、尻を持つ米国産フィンチ
- 彼女は赤紫色のような衣服を着ていた
- 暗い赤紫色
- カリフォルニア産の暗赤紫色のテーブルブドウ
- 赤紫色の卓上用ブドウ
- 米国南東部産の攀縁性の亜低木で、反り返った皮のような萼を持つ大きな赤紫色の形の美しい花が咲く
- ピンクから赤紫色の、スパイスのような匂いがし重弁花であるユーラシア植物
- 広く分布する草本で掌状の葉を持ち、クリーム色またはピンクから赤紫色の花は長さの不揃いな多くの雄蘂を持つ
- レキシア種の数種の植物のどれかで、通常、ピンクかかった紫色から赤紫色の花が咲く
- 羽状の葉と赤紫色の花と皮のような莢を持つ、南アフリカ原産の高木の属
- 北米の北西部原産の低木または小型の高木で、香りのよい乳白色の花と蝋質の小型の赤紫色の実をつける
- 温暖地域北部に生育する直立性多年草で、羽状葉と赤紫色の萼とオレンジがかったピンク色の花弁を持つ少ない花が下垂する
- 赤紫色の小さな花をつける粘着性がある低い草本
- 緑がかった紫色の花と、黄緑色または赤紫色の卵形の漿果をつける、ユーラシアのとげだらけの低木
- 青色から赤紫色の花を持つアフリカ南部のウシノシタグサ
- 皮針形の葉と赤紫色の花の房をもつ香りの良いカリフォルニアの一年生草本
- 山口県南西部に産する赤紫色の凝灰岩
- 葡萄色という濃い赤紫色
- スモモという,白色花を開き,赤紫色またはだいだい色の実をならす落葉小高木
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