閻魔堂
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/08 20:05 UTC 版)
閻魔王及び眷属像(重要文化財) - 閻魔堂は鎌倉時代作の閻魔王坐像(像高160.9cm)、および閻魔の法廷で書記を務める冥界の役人の司録坐像(像高143.6cm)、司命坐像(像高122.4cm)、倶生神坐像(像高114.5cm)、闇黒童子(暗黒童子)坐像(像高110.5cm)の5躯の木像を並べて安置し、地獄の法廷を再現する。これらの像はもとは天王山西麓にあった西観音寺(大阪府島本町山崎5丁目にあった)に安置されていたもので、明治の廃仏毀釈で西観音寺が廃寺となった後、宝積寺に移された。以上の像名は寺伝に基づくものだが、図像的には、伝・司録は五道転輪王、伝・司命は太山府君、伝・倶生神は司命、伝・闇黒童子は司録が本来の像名とみられる。伝・倶生神像と伝・闇黒童子の両像は撲頭冠を被り、道服(唐時代の役人の着衣)を着し、伝・倶生神は左脚、伝・闇黒童子は右脚を踏み下げて坐す。両手で巻物を広げる姿の伝・倶生神像が本来の司命像、右手に筆、左手に木札を持って筆写のポーズを示す伝・闇黒童子像が本来の司録像である。
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