追加装備(オプションパック)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 09:44 UTC 版)
「可変戦闘機 (マクロスシリーズ)」の記事における「追加装備(オプションパック)」の解説
大気圏外における航続距離の延長、装甲・武装の強化、偵察能力の付与など任務に応じた追加装備も用意されている。背部、腕部、脚部など複数のパーツを装備するため、まとめて~パックと呼ばれる。 スーパーパック(ファストパック) 大型ブースターと増槽、ミサイルランチャーなどの武装を統合した追加装備で、機動性・運動性・航続距離・攻撃力などを総合的に向上させる。追加装備としては最もポピュラーで、機種に応じてさまざまな形態の装備が開発されている。初期のVF-1用のものは大気圏外用とされていたが、機種によっては大気圏内用、大気圏内外兼用などのバリエーションもある。VF-1においてはブースター+ミサイルランチャーユニットは機体背面に2基取り付けられる。増槽は両脚エンジンナセル側面に取り付けられ、ミサイルランチャーを兼ねる場合もある。訓練機のVT-1用のものは増槽の大きな非武装タイプとなっている。 劇中および設定資料では「スーパーパック」と呼ばれるが、「ファストパック」を正式名称とする資料もある。FAST Packとは現用戦闘機F-15 イーグルのコンフォーマル式燃料タンク(Confomal Fuel Tank)の別名で、FASTとは『燃料、および戦術センサー』を意味する英語 「" Fuel And Sensor Tactical "」 の略。従来型航空機の燃料を、宇宙空間で必要となる推進剤(プロペラント / propellant )に置き換えた上で引用している。 アーマードパック 全身を多数のミサイルポッドを内蔵した装甲で覆うことで、装甲と火力を強化した追加装備。重量増加による運動性の低下を抑えるために、補助バーニアも増設される。VF-1用は陸戦兵器として紹介されることもあるが、宇宙空間でも使用される。バトロイド形態専用の装備で、ほかの形態に変形するには装備を排除する必要がある。ただし、VF-25用やVF-171EX用の装備ではこの点が改善され、装備したままでの自在な変形が可能になった。 イージスパック 背部レドーム、底部(バトロイド時は左腕シールド裏)スタビライザーフィンで構成される電子戦装備。索敵活動やミサイルなどの攻撃兵器を誘導可能である。 このほか、機種ごとの専用装備として2連装ビーム砲を装備したVF-1S用の装備「ストライクパック」、YF-25用の騎士型装備「パラディンパック」、VF-25用の大気圏内用装備「トルネードパック」などが存在する。アーマードパックを装備したVF-1は「アーマードバルキリー」、スーパーパックを装備したVF-11は「スーパーサンダーボルト」、トルネードパックを装備したVF-25は「トルネードメサイア」という風に呼称される。
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追加装備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:06 UTC 版)
100点メニューの2を選ぶことで提供される殺傷力や機動性の高い装備。劇中では「より強力な武器」と呼ばれる。 Zガン グリップを間に挟んだ形状の双銃身の大型銃。円形の高圧エネルギー(グラビトン)を標的直上より不可視状態で降下させて標的を圧潰する武器であり、着弾地点は円柱状に掘削されたような状態になる。トリガーは2つで、他の銃と同じく片方はロックオン用。その汎用性と殺傷力の高さから追加装備の中では最も使用頻度が高く、転送時に持っていれば本来の所有者でなくても使用することが可能である。 飛行ユニット 空中を自在に飛行できる機械。外観はガンツバイクを元にいくつかのユニットを追加した形状になっている。巨大ロボットの操縦席にもなる。他にも、巨人の宇宙船からそのまま宇宙を通って地球に行く描写があるため、搭乗者にダメージを与えず大気圏を突入できるなど、様々な性能がある。 ハードスーツ 多様な武器が搭載された強化型ガンツスーツ。ゴリラのように太く長い腕が特徴で、顔面を含む頭部がヘルメットに覆われている。使用者の手の動きにリンクするジェット噴射装置が装備されており、これを使用することでパンチ力が加速・強化される。さらに肘には鋭利で長大な刃、掌にはエネルギー発射口があり、このエネルギー発射口からは標的の部位を削り取るような光線が射出される。顔全面を覆い尽くすマスクが装着されており、このマスクの眼部はXガンと同じく、レントゲンのように対象を透かして見ることが出来るため、相手の急所などの弱点探索を行うことが出来る。後頭部には巨大ロボットを操作する多量のドッキングコードが接続されている。さらに耐久力も通常のスーツに比べ格段に上がっており、通常のスーツでは一瞬しか防げない攻撃にも余力を持って耐えられる。 大阪編で初登場し、大阪チームの岡八郎がこれを装備してぬらりひょんと死闘を繰り広げた。しかしぬらりひょんの猛攻を抑え切ることはできず破壊されている。こうした経緯から加藤からは「岡のスーツ」とも呼ばれている(291話)。イタリア編ではハードスーツ装備者の死体を加藤が見つける形で再登場し、東京チームにイタリアミッションの凄絶さを印象付けた。カタストロフィ編では財閥チームの男が腕だけを転送して装備し、巨人下級兵を退けつつ巨人上級兵2人と互角に戦った。コロニー内の戦闘では装備者二組が巨大生物と戦ったものの、そのうちの一人が一撃で倒される結果に終わっている(349話)。玄野と西もこのスーツを装備し、激闘を演じた(364話)。 ガンツロボ 後述のハードスーツから接続されたケーブルによって操作できる巨大なロボットで、ガンツの最大兵器である。不可視状態になることができる。耐久力はさほど高くない。なお、不可視状態が解除された際に、衆人から「ガンダム」や「トランスなんとか」などと形容されている。 カタストロフィでは岡が使用していたものよりもさらに巨大な上位機種も登場する。頭部がコクピットになっており、ハードスーツを着た操縦者が床に取り付けられた飛行ユニットに座り、自分の意志のみで動かす仕組みとなっている。操縦者には巨大ロボットの視点の高さから送られてくる映像がハードスーツのヘルメット内に映し出されるため、あたかも自分自身が巨大化したような感覚で操作できる。ガンツの制御法に精通していれば遠隔での操縦や自爆も可能であるが、その場合搭乗者の自由行動は制限される。下位機種に比べて耐久力が高いが、コクピットは吹きさらしになっており、外から簡単に侵入されてしまうという弱点がある。
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