資格制度の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 18:25 UTC 版)
明治44年(1911年):内務省令「按摩術、鍼術灸術営業取締規則」制定。 大正9年(1920年):フランスから入ってきたマッサージ術と柔道整復術が按摩営業取締規則の附則に入る。 昭和20年(1945年):敗戦。GHQ(進駐軍)のPHW(進駐軍衛生部)により医業以外の治療行為を全て禁止するように勧告がなされる(いわゆるマッカーサー旋風)。 昭和22年12月(1947年):「あん摩、はり、きゅう、柔道整復等営業法」が成立。これにより按摩・鍼灸・柔道整復の免許は、明治以来の営業鑑札(鍼術・灸術営業者)から、国家資格の身分免許となる(※ただし、営業免許ではない(国家資格の身分免許)であることを明確にさせた方が良いと、昭和26年4月に「あん摩師、はり師、きゆう師及び柔道整復師法」に名称変更される)。 昭和30年(1955年):「あん摩師、はり師、きゆう師及び柔道整復師法」の「あん摩」が、「あん摩(マッサージ、指圧を含む)」と変更。 昭和53年(1978年):鍼灸を専攻する初の3年制短期大学設置(明治鍼灸短期大学)。 昭和58年(1983年):鍼灸を専攻する初の4年制大学設置(明治鍼灸大学)。(明治鍼灸短期大学が大学に昇格したもの) 昭和62年(1987年):国立初の鍼灸学科を擁する3年制短期大学設置(筑波技術短期大学・鍼灸学科)。 昭和63年(1988年):「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」の改正により、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師及び柔道整復師に関わる試験の実施と登録事務が、都道府県知事から厚生大臣に変更(平成4年10月施行)。 平成3年(1991年):鍼灸関連の大学院修士課程が初めて設置(明治鍼灸大学)。 平成6年(1994年):鍼灸関連の大学院博士課程が初めて設置(明治鍼灸大学)。 平成16年(2004年):国立初の鍼灸学科を擁する4年制大学設置(筑波技術大学・鍼灸学科)。(筑波技術短期大学が大学に昇格したもの)
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