観測者(オブザーバー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/27 01:14 UTC 版)
小町(こまち) Bランカー・オブザの女性。23歳。巨乳。自称「たぐちの恋人」だが、当のたぐちからは避けられている。ポジティブな性格で若干冷静さに欠ける。撫子と共にデブリを密輸している組織を相手に素手で挑み、壊滅させた。 善人(よしと) 観測者でCランカー・オブザの一人。21歳。観測者を続けていることに悩んでいたが、猫のような頭を持つ十威と出会って話をするうちに、子供の頃に皆がデブリ被害で暗い顔をしている時、観測者がいるだけで安心し、こんな人間になりたいと感じたことを思い出し、観測者として続けていく決意を新たにした(この時の回想に出てきたのはどう見てもあさば撫子である)。 今波(いまなみ) 観測者でAランカー・オブザの一人。国際観測共同体の一員。28歳。顔をマスクで覆っている大男。たぐち、アキ、撫子とは顔見知り。 かつて一番弟子だった九躍との戦いで重傷を負い、両手両足は義手義足となっている。腕の中にマシンガンを装着していたり、背中から高熱を発する巨大な刃物を身につけるなど、サイボーグのように体に細工を施し多くの武器を隠し持っているため、戦闘力は高い。さらに自爆用に爆弾をも装着している。 間延びした飄々とした物言いをするが、その容姿や言動からは威圧的な雰囲気を漂わせている。当初は非常に冷酷な印象が強かったが、イトや九躍に対しては情を持っており、後に十威にも信頼を寄せている。 政府から派遣され十威をメテオドだと知りながらもあえて隕石調査に同行させるが、その真意は十威を抹殺するためであった。また十威にデブリをけしかけ、メテオドとしての本性をリンに見せつけようとしたが、それまでの行動の経緯からリンには反旗を翻されてしまう。九躍の件でメテオドは殺すべきものという持論を持っていたが、十威の人を守ろうとする行動原理を知り、後に「彼なら地球を救える」と考えを改めた。 目覚めた九躍との戦いで再び痛手を負うが、しばらく入院した後にスマートな装いに改め再登場し、二元の手下を相手に新たな武器の威力を見せつけた。しかし九躍との戦闘に関する国際観測共同体の反響は大きく、以前ほど自由に行動できなくなってしまった。 イト 今波の助手でBランカー・オブザの少女。17歳。今波のことを非常に慕っている。学生らしく、登場する際はいつも制服を着ている。 斧を武器としており、大きさは大小様々。普段は温和で優しい言動をするが、敵との戦闘では人が変わったように好戦的な表情を見せる。戦いの腕前は今波には及ばないものの、リンを唸らせたほど。 今波に大怪我を負わせた九躍を敵視しているが、戦いの後に敵対心はなくなった模様。だが、現在も彼に対して複雑な心境を持っている(事件の後日談を描いた四コマにて、今波の看病を受ける九躍に嫉妬し、顔に落書きするという復讐を行った)。 柴=ブライトマン=リュウイチ 観測者でAランカー・オブザ。国際観測共同体の一員。外見は両目部分を縦に走る裂傷のある青年だが、今波を呼び捨てにすることから地位が高いと思われ、また、校舎の3階から飛び降りても無傷なほどの高い戦闘能力の持ち主。 普通の人間を装っているが実は彼もメテオドであり、左目の瞳に紋章がある(普段はカラーコンタクトで隠している)。他人には正体を知られておらず、メテオドの気配を隠すことが出来るために十威も気づかなかった。十威同様隕石との融合は望んでおらず、人を守るために活動している。本人の持論では「メテオドでも人間の温かさに触れれば人間らしく生きられる」らしい。 能力はブラックホールであり、かつて彼の肉体の一部であった大刀のような武器で全てを吸い込むことができる。 最終話では世界のメテオドを見るために十威と共に旅に出ている。百喰い(ひゃくぐい) - 大刀の包帯を取り、その武器が縦に牙の生えた大口を開けて敵を吸い込む。その口の中は宇宙空間のようなものが見える。 天上這い(てんじょうばい) - 大刀を伸ばして上からの落下物を刀が喰う。
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「観測者」の例文・使い方・用例・文例
- 世話人か他の観測者がいるさま
- 観測者が弾着点(破裂)を観察できるようにした射撃
- 観測者の天頂を通る子午線
- 観測者より下にある点で、天体が投影されているように見える仮想球の天頂の正反対にある
- 天体観測者達が新しい星を発見した
- 観測者と源が互いに近づいたり遠ざかったりするときに生じる見かけ上の波の振動の変化
- 太陽が観測者の真上を通過した時を基準とする時刻
- 標準観測者が持つとされる眼の感度
- 二つの天体が観測者の目に対して張る角
- ドップラー効果という,波動の振動数が波源や観測者の運動によって変化して観測される現象
- ハッブルの法則という,銀河の遠ざかる速度がその銀河の観測者からの距離に比例するという理論
- その当時は,通過全体が日本で観測されたので,フランス,米国,メキシコから観測者が来た。
- 部分月食が観測者に感動を与える
- 観測者のページへのリンク