研究・評論活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 02:22 UTC 版)
競馬評論や民衆文化、文学成立の時代習俗などをテーマに異色のフィールドワークを展開する。既存の民俗学には非常に批判的である。また、ジャン・ハロルド・ブルンヴァンの『消えるヒッチハイカー』を翻訳することで、「都市伝説」の概念を日本に紹介した。 浅羽通明と共に、呉智英の思想的影響を受けている。早稲田大学法学部の同級生の浅羽とは80年代末から90年代初期にかけては非常に親密であった。当時の大月と浅羽は著書『少女民俗学』などの著者である大塚英志の「擬似民俗学的評論」を批判するなどしていた。大月は大塚が講師をしているカルチャー・スクールに乱入し、大塚に水をかけたことがある。また、1989年には浅羽とともに、異端の民俗学者である赤松啓介を招いてシンポジウムを開催した。そのため、宅八郎から「ジャイアンとスネオ」と評された[要出典]。 漫画にも詳しく、『BSマンガ夜話』の司会を務める。ネット上のゴシップメールマガジン「サイバッチインデプス」の編集長、産経新聞朝刊文化面掲載コラム『断』の執筆者のひとりでもあった。
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