樹状突起
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樹状突起
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/12 06:58 UTC 版)
樹状突起(じゅじょうとっき、dendrite)は、神経細胞の一部。
- ^ Chihiro Hisatsune et al.,"Inositol 1,4,5-Trisphosphate Receptor Type 1 in Granule Cells, Not in Purkinje Cells, Regulates the Dendritic Morphology of Purkinje Cells through Brain-Derived Neurotrophic Factor Production",Journal of Neuroscience,2006,26(42),p10916-24.
樹状突起
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 16:34 UTC 版)
樹状突起(dendrite)は、細胞体から文字どおり木の枝のように分岐しながら広がる構造であり、他の神経細胞などから信号を受け取る働きをする。一つの神経細胞に、軸索は基本的には一本しかないが、樹状突起は何本もありうる。小脳のプルキンエ細胞のように、樹状突起が特徴的な形を示す神経細胞も少なくない。樹状突起には、他の細胞との間のシナプスがたくさんある。ニューロンの種類によっては(大脳新皮質の錐体細胞 (神経細胞)や、線条体の中型有棘ニューロンなど)、樹状突起の上に小さなとげ状の隆起である棘(スパイン、spine)が無数にあってシナプス部位として機能しており、神経活動などに依存して棘の形態が変化し、電流の流れ方が変化したり、シナプスそのものが形成・消滅したりすることが神経可塑性のメカニズムの一つだと考えられている。軸索との区別の一つの指標として、樹状突起には小胞体やリボソームが存在するが、軸索にはほとんど無いことがあげられる。
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