エグザイル/絆
(放逐 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 16:57 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動エグザイル/絆 | |
---|---|
タイトル表記 | |
繁体字 | 放・逐 |
簡体字 | 放・逐 |
英題 | Exiled |
各種情報 | |
監督 | ジョニー・トー |
脚本 | セット・カムイェン イップ・ティンシン |
製作 | ジョニー・トー |
製作総指揮 | ジョン・チョン |
出演者 | アンソニー・ウォン フランシス・ン ニック・チョン |
撮影 | チェン・シウキョン |
配給 | Media Asia マグノリア・ピクチャーズ アートポート |
公開 | 2006年9月6日(VIFF) 2006年10月19日 2007年8月31日 2008年12月6日 |
上映時間 | 109分 |
製作国 | 香港 |
言語 | 広東語 |
『エグザイル/絆』( - きずな、原題:放・逐、英題:Exiled)は、2006年の香港映画。ジョニー・トー監督が自身の作品である『ザ・ミッション 非情の掟』の主要キャストを集めて撮影が行われた。
第63回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門において初上映、その後トロント国際映画祭、香港国際映画祭、バンコク国際映画祭、全州国際映画祭、シアトル国際映画祭など各地の映画祭を巡っている。
すでにハリウッド・リメイクの計画が進められている[1]。
ストーリー
1999年、中国返還前のマカオ。フェイの暗殺に失敗したウーは妻のジン、生まれたばかりの子供と静かに暮らしていた。ある日、彼の家に4人の男が現れる。ウーの命を狙うブレイズとファット、守ろうとするタイとキャット。ウーの帰宅と共に銃撃戦が始まるが、子供が泣いたために銃を下す。
かつて仲間だった5人は1つの食卓を囲んだ。ウーは最後の願いとして妻子に財産を残すことを望む。斡旋屋の紹介によりキョンの殺害を試みる5人だったが、そこにフェイが現れたために思わぬ方向へ進んでいく。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
ブレイズ(火) | アンソニー・ウォン | 阪口周平 |
タイ(泰) | フランシス・ン | 宮内敦士 |
ウー(阿和) | ニック・チョン | 松田健一郎 |
ファット(肥佬) | ラム・シュー | 田坂浩樹 |
キャット(貓) | ロイ・チョン | 高橋研二 |
ジン(阿靜/ウーの妻) | ジョシー・ホー | |
チェン(陳督察) | リッチー・レン | |
フェイ(大飛/マフィアのボス) | サイモン・ヤム | 藤真秀 |
キョン(蛋捲強/マフィアのボス) | ラム・カートン |
受賞
- 2007年香港金紫荊奨 - 最優秀作品賞、最優秀監督賞
- 2006年金馬奨 - アクション部門特別賞
- 2006年シッチェス・カタロニア国際映画祭 - 最優秀監督
- 映画館大賞「映画館スタッフが選ぶ、2008年に最もスクリーンで輝いた映画」第34位
脚注
- ^ “ジョニー・トー最新作「Exiled(放・逐)」、早くもハリウッド・リメイク決定”. allcinema ONLINE. (2007年3月28日). オリジナルの2012年7月16日時点におけるアーカイブ。 2008年12月7日閲覧。
外部リンク
放逐
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/15 19:48 UTC 版)
露土戦争の遂行を通じて、中央政府によるアーヤーンへの依存が強まり、彼らは勢力を伸張させた。皇帝セリム3世の時代にはアナトリアの大半がアーヤーンの支配下に置かれており、また政府における彼らの影響力には絶大なものがあった。一方で露土戦争における敗北は、帝国の構造的な問題を表面化させ、以後ヨーロッパ諸国に範を取った改革が進められることになる。 セリム3世の後継である皇帝マフムト2世は、改革を進めつつアーヤーンを政府の統制下に置く努力を払った。彼は政府に協力的なアーヤーンの子弟に要職を与えて政府に取り込みつつ、非協力的なアーヤーンたちに対して同盟関係の切り崩し、財産の没収、軍隊による討伐などを行って、短期間のうちにその大半を統制した。またこれと並行して進展した行政機構改革により、アーヤーンが地方社会において非公式に果たしてきた役割は政府が任命した役人に取って代わられた。ほとんど独立国家にも等しい勢力を誇っていたアーヤーンが短期に政府に吸収されていったのには、次のような理由が指摘される。 個々の家系の単位では、中央政府に武力で対抗するのが難しかった。 彼らの勢力基盤は中央政府から賦与された徴税請負権にあり、地方社会における権威は中央政府の官職により保障されていたため、あくまでオスマン帝国の支配体制の枠内の存在であった。このため政府の権威を否定して独立を目指すことはできなかった。 徴税請負制の廃止は時間をかけて進められ、1839年のギュルハネ勅令で原則廃止された。
※この「放逐」の解説は、「アーヤーン」の解説の一部です。
「放逐」を含む「アーヤーン」の記事については、「アーヤーン」の概要を参照ください。
「放逐」の例文・使い方・用例・文例
品詞の分類
- >> 「放逐」を含む用語の索引
- 放逐のページへのリンク