たんしきん‐るい【担子菌類】
担子菌
担子菌類 [Basidiomycetes]
真菌の中の一般に"きのこ"とよばれる1群である。担子菌類は有性生殖器官として担子器をもち、減数分裂で担子器から一倍体の担子胞子をつくり、子嚢菌類とともに高等な菌類である。担子器は菌糸の先端についていて、突起物の上におよそ4個の担子胞子をもっている。きのこは担子胞子をつけた担子器のある子実体である。通常は隔膜のある菌糸で、細胞が1核の一次菌糸と2核の二次菌糸がある。二次菌糸は一次菌糸や、一次菌糸にできる分生子との接合でできる。生活史の大部分を酵母状で過ごす担子菌もある。担子菌類は黒穂菌綱、錆菌綱、菌覃綱、腹菌綱の4綱に分類されているが暫定的である。担子菌類には多くの食用きのこ、毒きのこ、サルノコシカケなどのほかに、植物の病原菌も含まれている。
担子菌門
「担子菌類」の例文・使い方・用例・文例
- 特殊な細胞の上に胞子を生じさせる担子菌類の子実体
- 細別担子菌類で同一の広がりを持つ高等菌類の大きな種類
- 通常は腹菌綱や帽菌綱に分類される菌例えばキノコやホコリタケなどを含む多様な担子菌類の分類法に使用されることがあるカテゴリー
- サビ菌や黒穂病菌を含む多様な担子菌類の分類法に使用されることがあるカテゴリー
- 地下菌糸体から生じている茎の端のかさからなる細別担子菌類の様々な肥満した菌類の総称
- 下位区分担子菌類に属する典型的な菌褶キノコ
- 肥満して、しばしば球形の子実体を持っている担子菌類の菌類の小さな網
- 担子器が縦に分割している、シロキクラゲ目の担子菌類の科
- 担子菌類の亜門に属する菌類の科
- 鬼燻という,担子菌類ホコリタケ科のキノコ
- 担子菌類という,菌の分類
- 担子菌類に属する菌
- 毒紅茸という,担子菌類ベニタケ科の毒茸
- 苦栗茸という,担子菌類モエギタケ科の毒茸
- 錦茸という,担子菌類ベニタケ科の茸
- 松茸という,担子菌類キシメジ科の茸
- 担子器という,担子菌類の器官
- 担子菌類の,胞子をつける小さな柄
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