かん‐ぶ〔クワン‐〕【患部】
【患部】(かんぶ)
自衛隊において、隊員の間で使われている隠語のひとつ。
「幹部」(外国の軍隊では士官・将校にあたる「幹部自衛官」)と「患部」が、話し言葉では同音に聞こえることから生まれた言葉であり、幹部自衛官の中で、若手で経験の少ない者や、高齢で在職期間は長いが(幹部としての)職務遂行能力に劣る者に対し、主に曹士が揶揄・侮蔑の意味を込めて使う。
同義語に「バ幹部」がある。
用例としてはこのように使われる。
「あのSヤロウ、自衛隊の患部だな」
この種、将校(士官)と下士官・兵卒との感情的反目を表したスラングは多くの国の軍隊で見られる。
近代的軍隊の草創期において、将校は貴族階級から任官されるものであったのに対し、下士官・兵卒は庶民階級の出身者からなり、下士官から将校に昇進することは不可能であった。
――そうした歴史的経緯から、現在でも将校は士官学校・兵学校などの高等教育機関で専門教育を受け、現場の職務をほとんど(あるいはまったく)経験せずに幹部として処遇されるのが常である。
患部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 07:38 UTC 版)
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「患部」の例文・使い方・用例・文例
- 患部
- 少量の薬を患部にぬる。
- 火傷をしたので患部を冷やしました。
- 十分な量の薬は患部へ届く
- 十分量の薬は患部へ届く
- 患部.
- 患部を湯に浸す.
- 薬は患部に利く
- 薬は患部に作用がある
- 体の患部から流体または炎症を引き出すこと
- 痛みが予想される負傷したまたは患部とは異なった身体の場所で感じられる痛み
- 患部の痛みを止めること
- 患部を燻して治療する薬
- 温湯に浸した布片を用いて患部をおおう治療法
- 病気や傷の患部
- (患部を)視診する
- 患部に湿布する
- (患部を)湿布する
- 赤外線療法という赤外線を患部にあてる治療法
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