御厨とは? わかりやすく解説

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み‐くり【×厨】

読み方:みくり

みくりや」の略。


み‐くりや【×厨】

読み方:みくりや

神社境内にあって神饌(しんせん)を調理する建物。特に、伊勢神宮賀茂神社についていう。御供所(ごくうしょ)。神饌所

古代中世皇室伊勢神宮賀茂神社などへ神饌の料を献納するために設けられ所領


御厨

読み方:ミクリヤ(mikuriya)

古代中世皇室院宮・王臣家神社所領魚貝果物類の供膳・供祭献納目的とした。


みくりや 【御厨】

日本神饌(神に供える食物)を調進する屋舎をいうが、また、その食物栽培する皇室神社所有領地をもいう(御厨地神領)。→ 御園

御厨(みくりや)

荘園時代における社領一種

御厨

読み方:ミクリヤ(mikuriya)

所在 大阪府東大阪市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

御厨

読み方:ミクリヤ(mikuriya)

所在 長崎県(松浦鉄道西九州線)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

御厨

読み方
御厨おず
御厨おんちゅう
御厨ごちゅう
御厨みくり
御厨みくりや
御厨みず
御厨みちゅう

御厨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/17 17:26 UTC 版)

御厨(みくり、みくりや)とは、「御」(の)+「厨」(台所)の意で、神饌を調進する場所のことである。本来は神饌を用意するための屋舎を意味する。御園(みその、みそのう)ともいう。

概要

本来は神饌を調理するための屋舎を意味するが、表現の一種として神饌を調進するための領地も意味する。そこに生産者(漁民など)が神人として属していた。

神社は神田神郡神戸といった領地を持っていたが、平安時代中期以降荘園が増え神社も権禰宜による自墾地系の地域の特産品を納めるかわりに神税を免除される御厨・御園という名の荘園を持つようになる。その後、権禰宜の仲介で武士からの寄進地系の御厨・御園が増加していった[1]

中世日本においては、皇室伊勢神宮賀茂神社など、有力な神社荘園(神領)を持ち、後に地名及び名字として残った。鎌倉時代には全国各地に約500か所を数えるほどになっていた[2]。また中世では、たびたび武士団によって略奪・押領される(武士の領地化)といったことが起こっている。特に関東の相馬御厨や大庭御厨は源義朝の濫行で歴史上有名である。

主な御厨

現代に残る地名

市町村名に限らず、大字小字として日本各地に「御厨」の地名が残っている。群馬県桐生市大阪府東大阪市長野県長野市等に存在する。長崎県松浦市静岡県磐田市には、「御厨駅」という駅もある。

過去には以下のような「御厨」を冠する市町村があった。

脚注

出典

参考文献


御厨(みくりや)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/17 17:31 UTC 版)

嗤う淑女」の記事における「御厨(みくりや)」の解説

検視官。孝之や恭子検視担当する

※この「御厨(みくりや)」の解説は、「嗤う淑女」の解説の一部です。
「御厨(みくりや)」を含む「嗤う淑女」の記事については、「嗤う淑女」の概要を参照ください。

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