屋上機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 15:34 UTC 版)
「豊橋鉄道T1000形電車」の記事における「屋上機器」の解説
車体屋根上に設置された機器には、冷房装置(集中式、両先頭車設置)、元空気溜め・供給空気溜め(先頭車A車設置)、集電装置(中間車設置)、制御装置(同左)、ブレーキ用抵抗器(先頭車B車設置)などがある。 集電装置はばね上昇・空気下降方式のシングルアーム形パンタグラフ(形式名:PT7120-B、東洋電機製造製)を搭載する。 主電動機を制御する制御装置はVVVFインバータ制御方式を採用する。この駆動用インバータはIGBTによる2レベルPWM制御インバータ(形式名:SVF087-A0)で、1つの装置で両方の主電動機を制御する(1C2M方式)。この制御装置は補助電源装置のSIVインバータと一体となったもので「C-PCU装置」と呼ばれる。補助電源部分は空調などの電源となる三相交流200ボルトおよび制御用機器などの電源となる直流24ボルトを出力する。C-PCU装置のメーカーは東芝。 冷房装置の形式名は「RPU-4021」で、1台あたり1万2500キロカロリー毎時の冷房能力を有する。屋根上に装置のない中間車には、両先頭車妻部から冷風が吹き出すようになっている。
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屋上機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 02:41 UTC 版)
「福井鉄道F1000形電車」の記事における「屋上機器」の解説
床下機器は主電動機や駆動関連機器のみと最小限に留められており、主要な機器は屋根上に配置されている。集電装置はシングルアーム式パンタグラフ(形式名:FB500.80)で、先頭車のうちA車にある。主電動機への供給電力を制御する主制御装置はPWM制御・IGBT素子によるVVVFインバータ制御方式(三菱電機製、形式名:MAP-101-75VD250)であり、新製車両では日本で初めてダイオードをSiC-SBDとしたハイブリッドSiCモジュールを量産採用した(改造車両を含めるとえちぜん鉄道MC7000形電車に続いて2例目である)。主電動機1基につき1群ずつ、計3群搭載されている。配置はA車屋上に2群、中間車のC車屋上に1群。 その他、屋上に配置された機器としては、冷房装置(各車、形式名:CU206SC)、蓄電池(C車)、補助電源装置(B車)がある。補助電源装置はIGBT素子による静止形インバータ (SIV) で、出力は55キロボルトアンペア。
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屋上機器
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「岡山電気軌道9200形電車」の記事における「屋上機器」の解説
A車の屋根上には集電装置や主制御装置など、B車の屋根上には蓄電池や補助電源装置などをそれぞれ配置し、各車屋根上に冷房装置を設置する。 集電装置はシングルアーム式パンタグラフで、岡山電気軌道所有車両の特徴である「石津式パンタグラフ」を社内で唯一装備しない。主電動機への供給電力を制御する主制御装置はPWM制御・IGBT素子によるVVVFインバータ制御方式であり、1群のインバータにつき主電動機1基を制御する(1C1M方式)。主制御装置は9700形3次車に引き続き三菱電機製である。補助電源装置はIGBT素子を用いる静止形インバータ (SIV) を設置する。
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