学集連合会
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左 善五郎(ひだり ぜんごろう) 学集連合会最高顧問。仁清とは刑務所内で出会う。偽善を最も嫌う。仁清のことは、収監中の学集連合会組員との一件以来、一端の男として認めており、盃をもらわないかと誘ったが、断られた。その後、集英館組系のヤクザ達に刺されそうになったところを庇い、仁清を助けた。出所時に挨拶は出来なかったが、仁清の事を思い浮かべながら笑っていた。 金原 銀次(かねはら ぎんじ) まむしの銀二と呼ばれる殺し屋。かつて坂巻を殺そうとしたが、仁清により失敗。笑い者になり、収監中も復讐の機会を狙っていた。なお、この暗殺未遂事件をきっかけに、学集連合会は解散している。復讐のため、円城寺の妻を誘拐するが、再び仁清に倒された。二丁拳銃で殺しを行う。 荒金 清正(あらがね きよまさ) 学集連合会の特攻隊、甲本組の男。自分でも驚くほどの悲惨な行為に手を染める。彼をリーダーとする荒金軍団はその驚異的な実行の速さとあまりに残酷なことから地球最凶生命体と呼ばれる。また、荒金自身は中学生の時に父親を殺害しその臓器を犬に食わせたとされる。実際は父親から母とともに悲惨な暴力を受けており、母親は自殺、自身も死にかけた事が会った。そのため復讐として父親を殺害するに至る。石野を始末した後、須和の生存を玉堂から聞かされ、殺害しようとする。結果として円城寺と仁清の待ち伏せに遭って失敗するも、あえて自分自身を撃ち抜き、集中治療室に潜り込み、須和の殺害に成功、しかし傷に負担をかけたことが原因で逃亡中に死亡した。なお、死んだ時に彼が握り締めていたネクタイは、玉堂と同じドクロマークであり、彼の玉堂に対する忠誠の証だった。その忠誠心と信念は、仁清に敵ながら天晴れと言わせたほどである。 熊茂 義人(くましげ よしと) 学集連合会幹部で、組織のナンバー2。熊茂組組長。極道の世界で頂点に君臨すると言われている超大物で、還暦過ぎとは思えない屈強な体格の持ち主。円城寺と仁清を狙う金近万蔵とは友好関係であり、東名銀行頭取の犬飼から金近を仲介に不正な金を得ている(正確には金近の関連企業に南新宿支店長本田顕市を通しての迂回融資による分配)。また、仁清に田上が自分の兄弟分であったと嘘をつき、仁清を試したり、その結果気に入るなど、仁清を好いている面もある。円城寺の叔父が経営する円城寺興産が所持するホテルやゴルフ場を会社ごと乗っ取る金近の計略にも力を貸すが、後に金近が仁清がスパイであることを見破り、監禁して拷問にかけるも、円城寺夫妻の勇気ある行動によって金近本人と荒金軍団が逮捕されるという逆転劇で、自身にも捜査の手が及び、殺人教唆容疑で逮捕された。 田上(たがみ) 声 - 遠藤大智 学集連合会系シンヤ興業組長。坂巻襲撃を実行後、仁清に組事務所を襲撃され、ボコボコにされた。他の組員たちも全滅した。 エス丸 シンヤ興業の殺し屋。極度のサディスト。人をいたぶることを最大の快楽としている。坂巻を襲った張本人。仁清に重傷を負わせるも、倒された。後に金近万蔵に雇われて再び仁清の前に出現、拷問を実行するも、仁清のとっさの機転で立場が逆転し、あえなく倒された。
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