多摩地域
多摩地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 03:05 UTC 版)
「東京都道・埼玉県道4号東京所沢線」の記事における「多摩地域」の解説
西東京市に入っても練馬区内同様の道幅であるが次第に高層の建物が減少する。東伏見坂上から下り勾配となり、東伏見交差点に達する。東伏見では都市計画道路の調布保谷線が交差、また西武柳沢駅方向へ向かう旧道が合流する。この交差点北側には東伏見稲荷神社があり、沿道にはラーメン店が点在する。東京ガス保谷整圧所のガスタンクを過ぎると車線数が片側3車線から2車線へと減少しながらカーブを描き、西武新宿線の高架橋と交差。そのすぐ先にある交差点は富士街道の終点となる。 次の田無町一丁目交差点で青梅街道は斜め左方に別れて路線名称も東京都道5号新宿青梅線になり、片側1車線の旧道の趣きで西武新宿線田無駅北口の市街地へと入ってゆくが、当路線はここより「所沢街道」と名称を変えて直進し、北原交差点までは青梅街道と新青梅街道を連絡を兼ねて片側2車線が続く。その間に武蔵境およびひばりが丘を結ぶ武蔵境通り(谷戸新道)との田無町三丁目交差点。以前はその先(西側)にある武蔵境通り(旧道)との交点に信号があり、ここでひばりが丘・武蔵境両方向へ向かうことができたが、現道が出来てから旧道への出入りは、下り車線から田無駅方面へのみ可能となった。 北原交差点では新青梅街道と斜めに交差する。斜め左方向の新青梅街道下り方面への分流は、2車線を維持して車両の通行量も圧倒的に大きいが、当路線は新青梅街道を横切って直進し、片側1車線となる。右側に広大な敷地を持つ東京大学農学部付属農場がある。六角地蔵尊交差点でひばりが丘団地へ向かって直進する市道と分かれ、当路線は斜め左へ進む。東久留米市に入り、南町四丁目交差点の北側にイオンモール東久留米、南側には当路線のバイパスとなる道(新所沢街道、都市計画道路西東京3・4・9号、東村山3・4・11号保谷東村山線)がある。新所沢街道は西東京市西原町から東村山市内の多摩北部医療センター西までの区間が、東側では本道からの分岐となる六角地蔵尊交差点から西東京市北原町の東京都道112号ひばりケ丘停車場線までがそれぞれ開通している。 住宅地の中を左右にカーブを描きながら北西へ進み、小金井街道を前沢交差点で、新小金井街道を下里二丁目交差点で交差したのち、東村山市に入る。右手には全生園の敷地が続き、その先でJR武蔵野線が半地下で交差、右へ進むと新秋津駅がある。秋津町三丁目交差点で本路線は左折する。直進する道は東村山市道「旧所沢街道」で所沢駅の南側の西武新宿線と西武池袋線の踏切に向かう。右は志木街道となり清瀬市方面へ通じる。左折し少し進み久米川町交差点でこんどは右折する。直進する道は府中街道となり、東村山市の中心部へと向かうことができる。右折した本路線は柳瀬川の谷へ向かって下り坂となり、川を渡ると埼玉県所沢市へ入る。
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