噴火後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/29 14:27 UTC 版)
宮崎沖地震から6日後の6月18日16時24分に韓国岳でマグマ水蒸気爆発、霧島火山研究所と周辺の町が破壊される。その被害状況に愕然とする間もなくそれからわずか5分後の16時29分にカルデラの破局的噴火によりえびの市・小林市・湧水町は消滅。噴火から8分後、都城市に火山弾が降り注ぎ多数の死者が出る。火山弾がやんだのもつかの間、未曾有の規模の火砕流に襲われ、都城は壊滅。火砕流は四方に広がり南に50km離れた鹿児島市、さらには東側の鰐塚山地を超えて宮崎市を壊滅させる。一方で噴火口から噴出した大量の火山灰が徐々に日本列島を覆い始める。降り積もった灰はモルタル化し、そこへ大量の黒い雨が降り注ぎ、雨水は地面へ浸透せずモルタル化した灰の上を流れてラハールとなり、直接的な火砕流の被害が発生しなかった熊本市や佐世保市をのみ込む。やがて東京上空も暗雲に覆われ、火山灰が降り始める。
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噴火後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 09:41 UTC 版)
噴火から1週間が経過した2018年12月30日に至っても、アナク・クラカタウ山周辺では斜面からの岩石、火山灰などの崩落が続いている。 インドネシア大統領ジョコ・ウィドドは2018年12月23日、犠牲者追悼を表明した上でインドネシア国内の全津波警報システム確認を指示した。 また、インドネシアの火山地質災害軽減センター (CVGHM) によれば、アナク・クラカタウ山の標高は噴火前の338メートルから110メートルとなり、2018年12月24日から同月27日までにかけての山体の総体積は1億5000万から1億8000万立方メートル減少し、2018年12月30日時点で4000万から7000万立方メートルとなったことを発表している。これは噴火前の3分の1である。 2018年12月25日時点で新たな津波の可能性があることを政府報道官が言及しており、今後更に大規模噴火を起こす可能性が高まったとして、インドネシア政府は2018年12月27日にアナク・クラカタウ山の警戒レベルを上から2番目のレベルとなる「レベル3」に引き上げ、同時に立ち入り禁止区域も火口から5キロメートル圏内に拡大した。また同日、インドネシア技術評価応用庁は海底地滑りにも対応可能な新しい津波警報システムを構築することを発表した。イギリスの英国放送協会(BBC)の取材に対しては2019年度から新しい津波観測ブイの設置を始めることを述べている。
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