叱りとは? わかりやすく解説

しかり【𠮟り/×呵り】

読み方:しかり

口に出してとがめること。「社長のお—を受ける」

江戸時代庶民科した最も軽い刑罰白州(しらす)に呼び出してその罪をしかるだけにとどめたもの。軽重2種あり、重いものを屹度(きっと)𠮟りといった。


叱り

読み方:しかり

ラ行五段活用動詞「叱る」の連用形、あるいは連用形名詞化したもの

日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

叱り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/08 06:04 UTC 版)

叱り(しかり)とは、江戸幕府における刑罰の1つ。庶民にのみ科された[1]

概要

軽犯罪などに対して、役所に呼び出されて奉行代官より直接叱責を受け、同行した差添人とともに請書を提出した後に放免された[2]

刑罰としては最も軽く、厳密には一般的な叱りと、より重い刑とされた急度叱り(きつとしかり)の2種類があり[2][1]過料などが併科される場合もあった。

江戸町奉行山口直毅(泉処)は、当時(江戸時代)の人々は役所のような公的な場で叱責されることそのものに羞恥心を感じており、叱りを受けると「畏れいりました」と返すのは実際に面目を失ったと考える人が多かったからであると、1891年5月に史学会が実施した「旧事諮問会」で証言している[3]

1882年旧刑法の制定によって廃止された。

脚注

  1. ^ a b 石井 1974, p. 89.
  2. ^ a b 滝川 1972, p. 167.
  3. ^ 旧事諮問会 編『旧事諮問録 : 江戸幕府役人の証言』 上、進士慶幹校注、岩波書店岩波文庫 ; 青(33)-438-1〉、1986年、272頁。ISBN 4003343816 

参考文献


「叱り」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

','','','','','','','','','','','','','','','','','',''];function getDictCodeItems(a){return dictCodeList[a]};

すべての辞書の索引

「叱り」の関連用語



3
100% |||||




7
92% |||||



10
92% |||||

叱りのお隣キーワード
検索ランキング
';function getSideRankTable(){return sideRankTable};

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



叱りのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの叱り (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS