じゅうに‐ひとえ〔ジフニひとへ〕【十二▽単】
じゅうにひとえ (十二単)
十二単
十二単
十二単
十二単
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/24 00:23 UTC 版)
十二単(じゅうにひとえ)、または十二単衣は、平安時代後期に成立した公家女子の正装。十二単という名称は、文献上女房装束(にょうぼうしょうぞく)、裳唐衣(もからぎぬ)等と呼ばれていた装束[1]の後世の俗称である。五衣唐衣裳(いつつぎぬからぎぬも)とも呼ばれる。
- ^ 満佐須計装束抄一巻(1175~77) 「も・からぎぬ・こきはりばかま、これを女房のさうぞくというなり」
- ^ 「源平盛衰記」 建礼門院平徳子入水の段
- ^ 高田 倭男 『服装の歴史』 2005年 中公文庫 ISBN 4-12-204611-4
- ^ 八代国治, 早川純三郎, 井野辺茂雄 編 『国史大辞典 挿絵及年表』 1908年 吉川弘文館
- ^ 晴装十二単装束着用之事 - 裳・唐衣・表着・打衣・五衣・単を重ねて打ち着たる様を云ふもの
- ^ a b 石井隆之. “「重なり志向」の日本文化”. 言語文化学会. 2019年11月3日閲覧。
- ^ 「十二単」に比礼(ひれ。長細いスカーフのような物)、桾帯(くんたい、長い布で作られたベルト)、宝冠(ほうかん)を追加、奈良時代の感じを残す。
- ^ 【CGS 日本の歴史 4-3】大和絵とスーパーマリオブラザーズ ~平安文化と現代のつながり~
- ^ 吉野正敏 (2009). “4〜10世紀における気候変動と人間活動”. 地学雑誌 118 (6): 1221-1236 .
- ^ “鹿児島における平均的な気候”. WeatherSpark.com. 2020年1月18日閲覧。
- ^ “仙台における平均的な気候”. WeatherSpark.com. 2020年1月28日閲覧。
- ^ 長崎盛輝等は、袿の上下に重ねることを「重ね」といい、袷の表地と裏地の色の取り合わせによって透けて見える具合を「襲」と使い分けている。
「十二単」の例文・使い方・用例・文例
- 十二単という植物
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