しゅっ‐こく【出国】
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出国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 00:26 UTC 版)
チェが「小住健蔵」となのっていたところ、1982年に北朝鮮のスパイだとの情報が公安警察に入った。極東地域の大物工作員だったチェは、公安の不穏な動きを察知して1983年(昭和58年)2月4日、マレーシアに出国して姿を消した。すべてが終わったあと、同棲していた日本人女性のもとには差出人「小住健蔵」の名で大阪のデパートからの小包が届いた。ささやかな贈り物であったという。1985年(昭和60年)、外事警察の捜査員たちが東京都足立区西新井本町のマンションや十数カ所に一斉に家宅捜索した。同年3月1日、警視庁公安部外事第二課がチェの土台人であった在日朝鮮人金錫斗(当時49歳)を逮捕した。容疑は、会社の登記に嘘があるという罪(公正証書原本不実記載)で、判決は懲役1年、執行猶予4年という軽い刑であった。 警視庁公安部は2006年(平成18年)3月3日、辛光洙とともに国外移送目的略取と国外移送の容疑とで国際手配し、北朝鮮に対し所在の確認と身柄の引き渡しを要求している。また、旅券不実記載、同不正取得、免許証不正取得などの罪で全国指名手配されている。さらに、「朴」(チェ・スンチョル)が立ち寄りそうなフランス・香港など関係各国にも国際刑事警察機構(ICPO)を通じて手配されている。 なお、チェ・スンチョルの配下に、北朝鮮から日本に潜入した工作員を支援する在日朝鮮人補助工作員に、宮本明こと李京雨(リ・ギョンウ)がいる。李京雨は、大韓航空機爆破事件の実行犯のひとりでバーレーン国際空港で事情聴取中に服毒自殺した金勝一の日本人名義の不正旅券入手にも関与した人物である。また、田口八重子の拉致にもかかわっていた可能性がある。
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「出国」の例文・使い方・用例・文例
- その国は主に石油産出国として知られている
- 出国ビザ
- あなたは出国日を変更できます。
- 私は来週の日曜日に出国します。
- 私は中国を出国しなくてはならなかった。
- 世界からは【麻疹輸出国】と嫌味とも本音ともとれることをいわれている始末。
- 中国は武器の有力輸出国だ。
- パスポートがなければ、出国など論外だ。
- あなたが出国するまでお預かりします。
- 不法出国.
- 入国[出国]ビザ[査証].
- イスラエルは農産物輸出国である.
- 移住先の政府や雇主と労働条件などの契約を結んでから出国する移民である人の立場
- 石油の輸出国
- 輸出国の輸出補助の効果を相殺する目的で輸入国が課す割増関税
- 一定の国からの出国と,その国への入国
- 石油産出国が石油輸出によって得る余剰外資
- 石油輸出国機構という国際機関
- アラブ石油輸出国機構という国際機関
- 石油産出国が石油輸出によって得る余剰外貨
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