元禄金の鋳造量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/21 03:46 UTC 版)
『吹塵録』によれば、小判および一分判、二朱判の合計で13,936,220両1分である。『大賀六兵衛記』では元禄8年から宝永7年までの鋳造高を14,012,000両としている。 二朱判の元禄10年中の鋳造高は凡そ200,000両(約1,600,000枚)と記録されている。 また佐渡判は元禄14年(1701年)より宝永7年(1710年)の鋳造高は小判、一分判、二朱判を合わせて206,565両1分と推計される。 吹替えにより幕府が得た出目(改鋳利益)は4,276,800両であった。また金座における鋳造手数料である分一金(ぶいちきん)は鋳造高1000両につき、手代10両、金座人10両2分、吹所棟梁4両3分であった。
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