休校以前の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 16:57 UTC 版)
「中央区立佃島小学校」の記事における「休校以前の歴史」の解説
本校は、1888年(明治21年)に開校したのち、1911年(明治44年)から1920年(大正9年)まで休校している。この休校ののち、本校の開校は、本校が再開した1920年(大正9年)とされた。したがって、この再開以前の本校の歴史は一時的に消えた。のちに、1955年(昭和30年)10月に就任した学校長が、就任早々に、「佃島小学校から分校したはずの月島第一小学校が創立49周年で、佃島小学校が今年創立35周年なのはおかしい」と気付いた。分校した月島第一小学校よりも佃島小学校のほうが歴史が短い、という矛盾を見つけたのである。この学校長が、古文書を調べたり、本校の卒業生に聞いて回ったりした結果、明治時代に授与された本校の卒業証書を持つ者が現れ、1888年(明治21年)創立という事実が判明した。このことにより、1920年(大正9年)創立とされていたものが1888年(明治21年)創立に、また創立記念日は10月1日に訂正され、本校の歴史は、それまで分かっていたものより32年伸びた。また、このことにより、1955年(昭和30年)11月25日に挙行された創立35周年記念式典から1年足らずの1956年(昭和31年)10月1日に創立68周年記念式典が挙行された。現在の本校の卒業証書番号は、1920年(大正9年)から数えられている番号である。
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