わらび【×蕨】
読み方:わらび
1 コバノイシカグマ科の多年生のシダ。草原など日当たりのよい所に生え、高さ約1メートル。葉は3回羽状に裂け、羽片の裏面の縁に胞子嚢(ほうしのう)群をつけ、冬には枯れる。春のこぶし状に丸まっている若葉は食用に、根茎は砕いてでんぷんとする。《季 春》「雪渓のとけてとどろく—かな/楸邨」
わらび【蕨】
わら‐び【×藁火】
読み方:わらび
わらを燃やしてたく火。
ワラビ
和良妣
和良比
蕨
薇
ワラビ イノモトソウ科
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芽 | 葉 |
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DATA |
多年生のシダ植物で、平地から山地まで日当たりの良い場所に多く生える。 |
ワラビ
和良比
蕨
蕨
蕨
蕨生
ワラビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/11 22:56 UTC 版)
ワラビ(蕨[10]、学名: Pteridium aquilinum subsp. japonicum)はシダ植物の1種。コバノイシカグマ科。かつてはイノモトソウ科に分類されていた[10]。草原、谷地、原野などの開けた日当たりのよいところに群生している。酸性土壌を好む。山菜のひとつに数えられている。新芽は、ワラビナ、サワラビともよばれる[11]。
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- ^ 食品安全委員会 2006.11.27 第7回食品安全委員会かび毒・自然毒等専門調査会-資料2「植物と毒成分」
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- ^ 三浦定夫、大島寛一、牛ワラビ中毒に関する病理学的研究 : わが国における初発例について日本獸醫學雜誌(The Japanese Journal of Veterinary Science) Vol.23 (1961) No.6 P347-352_2, doi:10.1292/jvms1939.23.347
- ^ Hirono I(廣野 巖) (1993-10), Edible plants containing naturally occurring carcinogens in Japan journal=Japanese journal of cancer research, 84, pp. 997–1006, doi:10.1111/j.1349-7006.1993.tb02791.x, PMID 8226284
ワラビ
「ワラビ」の例文・使い方・用例・文例
- ワラビがたくさんあるさま
- 有袋目カンガルー科の標準属:典型的なカンガルー類とワラビー類
- 高さ30インチの小さいワラビー
- ウサギワラビー類
- 野ウサギに似た永続性の歯を持つ小型のオーストラリア産のワラビー
- 尾の先に角質の爪を持つ小型のワラビー
- イワワラビー
- 洞窟や岩地にすむ、やせた長い脚を持つオーストラリア産のワラビー
- ヤブワラビー類
- オーストラリア・ニューギニアの低木の茂った地域にすむ小型で赤茶色のワラビー
- ツリーワラビー
- 前脚と後脚が同じ長さのニューギニア・北オーストラリア産の樹上性ワラビー
- 通常、ヒースとワラビと苔に覆われている泥炭質の平原
- ハナワラビ
- ハナワラビ属のシダで、胞子葉はブドウのような胞子嚢の小さな塊をつける
- ミズワラビ属と同延の
- 分類体系によってはウラボシ科または(ワラビ科)に分類されることもある
- 木状シダ:ディクソニア属、タカワラビ属、Culcita属、およびチルソプテリス・エレガンス属
- タカワラビ属に通常分類されているものも含む:ワラビに似た陸生シダ
- ワラビに類似
ワラビと同じ種類の言葉
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